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年内最後となる欧米クラシック・シリーズ​は、西部劇ファンの熱烈なリクエストにお応えし、西部劇特集第2弾で締めくくります。

ジョン・ウエイン、クラーク・ゲーブル、ゲイリー・クーパー、エロール・フリンなどアメリカ映画黄金期のスターたちが躍動する西部劇を一挙17本上映します。

戦前・戦後に製作された西部劇の名編を、年の瀬にたっぷりお楽しみ下さい!

例によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

上映期間 12月18日(月)~29日(金

上映作品(全作品DVD上映)

「牧童と貴婦人」 The cowboy and the lady

(1938/米/B&W/91分)

監督:ヘンリー・C・ポッター

製作:サミュエル・ゴールドウィン

原作:レオ・マッケリー フランク・R・アダムズ

脚本:S・N・バーマン ソニア・レヴィン

撮影:グレッグ・トーランド

音楽:アルフレッド・ニューマン

出演:ゲイリー・クーパー マール・オベロン パッツィ・ケリー ウォルター・ブレナン ファジー・ナイト メイベル・トッド

☆上院議員の一人娘メリーは生来のお転婆娘だった。ある日別荘のあるフロリダにやって来たメリーと女中二人は、西部から巡業に来ていたロデオ・ショーを見物に行きそこで、3人の牧童と知り合いになる。そのうちの一人、長身で無口なストレッチに目をつけたメリーは別荘に3人を招待して宴会を開いた。メリーはその席からストレッチを連れ出して、すっかり彼をその気にさせるのだが・・・。お転婆娘とカウボーイとのドタバタ騒動をポッターの精練された、繊細な演出が作り上げた陽気な西部劇。ポッター作品としては『ミネソタの娘』と双璧をなす佳作。

上映日:12/23(土・祝)11時~、12/28(木)17時~

「テキサス人」 The texans

(1938/米/カラー/92分)

監督:ジェームズ・P・ホーガン

製作:ルシアン・ハバード

脚本:ウィリアム・ウィスター・ヘインズ バートラム・ミルハウザー ポール・スローン

撮影:セオドア・スパークル

音楽:ジェラード・カーボナラ

出演:ジョーン・ベネット ウォルター・ブレナン ロバート・カミングス フランシス・フォード アーヴィング・ベーコン ロバート・バラット スペンサー・チャーターズ

☆南北戦争後、南軍兵士カークが故郷テキサスに帰ってみると、町は北部から来た悪徳政治家ミドルブラックが悪政を布き、人々は困窮を究めていた。カークは町で若い牧場主アイヴィが窮してるのを助けたことから彼女と知り合いになる。カークは国境に近いアイヴィの広大な牧場を仲間と訪ねる。そこで、最近開通した鉄道で数千頭に及ぶ牛をカンサスまで運び、東部へ売ることを進める。最初は計画に反対したアイヴィだったが、ミドルブラックの陰謀を知る。アイヴィは、カークの計画に同意し夜中密かに牛の大群を率いてカンサスまでのキャトル・ドライブに出発する。途中、騎兵隊やインディアンの追跡や襲撃を受けながらも一行はカンサスに辿り着く。戦前に公開されただけの幻の西部劇大作。

上映日:12/23(土・祝)13時~、12/29(金)17時~

「西部の二国旗」 Two flags west

(1950/米/B&W/92分)

監督:ロバート・ワイズ

製作:ケイシー・ロビンソン

原作:フランク・S・ニュージェント

脚本:ケイシー・ロビンソン

撮影:レオン・シャムロイ

音楽:ヒューゴ・フリードホーファー

出演:ジョセフ・コットン リンダ・ダーネル ジェフ・チャンドラー コーネル・ワイルド デイル・ロバートソン ジェイ・C・フリッペン

☆南北戦争最中、大統領リンカーンは南軍の捕虜で北軍に合流しインディアンと闘えば自由にするという布告を出す。イリノイ州の捕虜収容所に収監されていた南軍の大佐タッカーは布告に同意し、北軍中尉として部下と共にソーン砦に向かう。砦の隊長は頑固な隊長ケニストン少佐だった。ケニストンはタッカー一行を冷遇し、様々な侮辱を浴びせる。やがてタッカーは部下と共に砦を脱出し南軍に帰る事を決めその機会を狙っていた。しかし、ケニストンの戦死した弟の未亡人エレナが砦にいたことから、脱走計画は予期せぬ方向に展開していく・・・。クライマックス、インディアンとの白兵戦などのアクション・シーンなど見せ場たっぷりの筋立てを、ワイズが定評のある演出力で撮り上げた、ひねりの利いた騎兵隊劇。

上映日:12/18(月)19時~、12/25(月)13時~

「復讐の荒野」 The furies

 (1950/米/B&W/109分)

監督:アンソニー・マン

製作:ハル・B・ウォリス

原作:ニーヴェン・ブッシュ

脚本:チャールズ・シュニー

撮影:ヴィクター・ミルナー

特殊効果:ゴードン・ジェニングス

音楽:フランツ・ワックスマン

出演:バーバラ・スタンウィック ウォルター・ヒューストン ウェンデル・コーリイ ジュディス・アンダーソン ギルバート・ローランド トーマス・ゴメス

☆牧場主T.C。ジェフォーズは娘ヴァンスと二人暮らしをしている。ある日、父が見なれぬ貴婦人フロを家に連れて来たことから親子の関係が険悪になり、ヴァンスはフロの顔をハサミで傷つけてしまう。やがてヴァンスは実業家でギャンブラーのリップと知り合い恋仲になるがリップの裏切りに遭う。ヴァンスは怒り狂うが、ジェフォーズは陰でほくそ笑んでいる。やがて近くに住むメキシコ人が、土地の不法占拠だとして父親に縛り首にされたことから父子の関係は抜き差しならない関係に落ち込んでいく。ヴァンスは家を飛び出し、苦難の末、自ら牧場主になるのだが・・・。西部に生きる親子の葛藤と対立を描いたマンの見応えある心理西部劇で『ウインチェスター銃‘73』と『流血の谷』の間に製作された。ジョン・ヒューストンの父、ウォルター・ヒューストンの最後の出演映画としても知られる。

上映日:12/19(火)19時~、12/27(水)17時~

「女群西部へ!」 Westward the women

(1951/米/B&W/118分)

監督:ウィリアム・A・ウェルマン

製作:ドア・シャリー

原作:フランク・キャプラ

脚本:チャールズ・シュニー

撮影:ウィリアム・C・メラー

音楽:ヘンリー・ラッセル

出演:ロバート・テイラー ドニーズ・ダルセル ビヴァリー・デニス ジョン・マッキンタイア ホープ・エマーソン レノア・ロネガン

☆1851年のカリフォルニア。牧場主ロイは牧童たちの花嫁探しのためにシカゴへ向かい現地で138人の女を選んだ。帰途、100人を超える花嫁候補を西部まで移動するのは危険なので、ロイは護衛役として経験豊かな屈強な男バック他15人を雇い一行は大陸横断の旅に出発する。バックは男たちに女への手出しを厳禁したが、そのうちの一人が禁を破ったので射殺した。それを見た男たちは去っていってしまうが、バックは女たちに射撃や戦いの方法を教える。途中、インディアンの襲撃でロイと数人の女が殺されるが、様々な困難を乗り越え終着地のカリフォルニアに辿り着く。原作は『或る夜の出来事』などの監督として名高いフランク・キャプラ。万能型の巨匠ウェルマンが面白おかしく仕上げた西部活劇。

上映日:12/21(木)15時~、12/26(火)13時~

「死闘の銀山」 Albuquerque

 (1948/米/カラー/90分)

監督:レイ・エンライト

製作:ウィリアム・C・トーマス

原作:ルーク・ショート

脚本:ジーン・ルイス クラレンス・アプソン・ヤング

撮影:フレッド・ジャックマン・Jr

音楽:ダレル・カルカー

出演:ランドルフ・スコット バーバラ・ブリトン ロン・チェイニー・Jr ギャビー・ヘイズ ラッセル・ヘイドン

☆1878年ニューメキシコのアルバカーキ。この町を牛耳っているのは表向き運送業を装ってるが、裏ではあらゆる悪事に手を染めているジョン・アーマンだった。彼は同業者テッドを失脚させるため、テッドの妹が駅馬車で護送して来た1万ドルを手下に強奪させる。偶然、その駅馬車にはジョンが後継者にするため呼んだ甥のコールが乗り合わせていた。町でジョンの仕事を手伝い始めたコールはやがて駅馬車強盗事件の真相を知り、ジョンと手を切りテッドと新しい仕事のために運送会社を立ち上げる。仕事は“天使の巣”と呼ばれる山頂の銀山から鉱石を運ぶことだった。しかし、ジョンが悪辣な手を使ってコールたちの事業を妨害し始めたことから事態は急変していく・・・。『月下の銃声』『西部の裁き』などの人気西部作家ルーク・ショートの原作を活劇の職人監督エンライトがスコットとのコンビ仕上げたシネスコカラーの娯楽西部劇。

上映日:12/18(月)15時~、12/26(火)17時~

「勇魂よ永遠に」 Rocky mountain

 (1950/米/B&W/83分)

監督:ウィリアム・キーリー

製作:ウィリアム・ジェイコブス

原作:アラン・ルメイ

脚本:アラン・ルメイ ウィンストン・ミラー

撮影:テッド・マッコード

音楽:マックス・スタイナー

出演:エロール・フリン パトリス・ワイモア スコット・フォーブス グウィン・ウィリアムズ ディック・ジョーンズ

☆南北戦争末期。敗色が濃くなった南軍を立て直そうとリー将軍はパーストウ大佐に秘密指令を与えた。それは、カリフォルニアのならず者集団の首領コール・スミスを抱き込んで西部一帯を南部の手中に引き戻す計画だった。大佐はスミスと落ち会うため8人の部下と共にロッキー・マウンテンのバトル山にある幽霊岩で待っていた。そこへスミスの使者と名乗るカリフォルニア・ビルという男が現れ、スミスは南軍に協力するという伝言を伝えた。一行は途中ショショニー族に襲われている駅馬車を発見する。救援に駆けつけると生き残っていたのは、御者とジョアンナという若い女二人だけだった。彼女は婚約者の北軍中尉に会うため砦に向かう途中だった。翌日、偶然婚約者のリッキーが二人の兵と三人のインディアンを連れて現れた。リアルな描写が全編を貫いた異色西部劇。

上映日:12/18(月)17時~、12/24(日)13時~

「シエラ」 Sierra

 (1950/米/カラー/83分)

監督:アルフレッド・E・グリーン

音楽:ウォルター・シャーフ

出演:オーディ・マーフィ ワンダ・ヘンドリックス ディーン・ジャガー バール・アイヴス サラ・オールグッド ジェームズ・アーネス トニー・カーティス

☆若い女弁護士リリーは山の中で道に迷い、遭難寸前でハザード父子に助けられた。ハザード父子は人里離れた山の中で野生の馬を育てながら生活していた。リリーは二人に引き止められて生活する内、父のジェフが20年前の殺人事件で追われる身であることを知る。ジェフは息子のリング(マーフィー)と山中に隠れながら野生の馬の育成に苦闘していた。ある日3人で村に馬を売りにいく途中ジェフが落馬し、それをリリーが村人に知らせにいく隙に馬はビッグに盗まれてしまう。そのためジェフの身もとはバレて、村人は彼を縛り首にしようとする。だが、リリーとリングの活躍で殺人事件の真犯人はバッグであること突き止める。ウインドハム・ギテンス監督の『Forbidden valley』(1938)のリメイク。オーディ・マーフィーはこの映画の撮影後リリー役のワンダ・ヘンドリックスと結婚した。

上映日:12/22(金)15時~、12/28(木)15時~

「懐しのアリゾナ」 In Old Arizona

(1928/米/B&W/95分)

監督:アーヴィング・カミングス

製作:ウィンフィールド・シーハン

脚本:トム・バリー

撮影:アーサー・エディソン

出演:ワーナー・バクスター エドマンド・ロウ ドロシー・バージェス

☆トーキー最初の西部劇。5000ドルの賞金がかけられた一匹狼の盗賊シスコ・キッド(バクスター)を捕らえるために、サージェントはキッドの恋人トーニャに近づき彼女を利用してキッドを暗殺しようとするのだが・・・。当初、ラオール・ウオルシュの監督でスタートしたが、撮影中の事故により目を負傷、アーヴィング・カミングスがメガフォンを引き継いだ。ウオルシュはこれ以降、トレードマークになったアイパッチをつけることになる。この作品は作品賞を含む5部門でアカデミー賞にノミネートされ、ワーナー・バクスターが主演男優賞に輝いた。

上映日:12/19(火)17時~、12/24(日)11時~

「炎の街」 Flame Of Barbary Coast

(1945/米/B&W/91分)

監督・製作:ジョセフ・ケイン

脚本:ボーデン・チェイス

撮影:ロバート・デ・グラス

音楽:モートン・スコット R・デイル・バッツ

出演:ジョン・ウェイン アン・ドヴォラック ジョセフ・シルドクラウト ラッセル・ヒックス ヴァージニア・グレイ

☆20世紀初頭のサンフランシスコのバーバリー・コーストは賭博場を経営するライト・モレルに支配されていた。モレルへ貸した500ドルを取り立てに街に乗り込んだデューク(ウェイン)だがモレルの賭博場で取り立てた金をすべて失ってしまう。一旦モンタナに引き上げたデュークは賭博師ワイリーを連れて、再びバーバリー・コーストに現れ街の賭博場を次々に荒し回リ巨財を蓄えるのだが・・・。1906年のサンフランシスコ大地震をクライマックスにしたアクション西部劇。

上映日:12/19(火)15時~、12/25(月)17時~

「無法街」 Honky Tonk

 (1941年/米/B&W/105分)

監督:ジャック・コンウェイ

製作:パンドロ・S・バーマン

脚本:マーガリット・ロバーツ ジョン・サンフォード

撮影:ハロルド・ロッソン

音楽:フランツ・ワックスマン

出演:クラーク・ゲイブル フランク・モーガン ラナ・ターナー クレア・トレヴァー アルバート・デッカー

☆西部を渡り歩く賭博師キャンディ(ゲーブル)と相棒スナイパーは堅気になろうと決心して、ゴールド・ラッシュに沸くイエロー・クリークにやってきた。途中汽車の中でキャンディが惹かれたエリザベス(ターナー)は街の治安判事コットンの娘で、コットンはかつてキャンディの賭博仲間だった。二人は酒場で再会するが、その時イカサマのことから争いが起こり、騒ぎに乗じてキャンディは5000ドルの大金をせしめる。やがてキャンディは次第に勢力を拡大して、賭博場を開き成功させる。だが、街の人々は次第にキャンディに危機感を覚え始める・・・。『風と共に去りぬ』(‘39)でトップスターに上り詰めたゲーブルが賭博師に扮した作品で原題のHonky Tonkとは安酒場の意。

上映日:12/20(水)17時~、12/25(月)15時~

「アリゾナの決闘」 Fury At Furnace Creek

(1948/米/B&W/88分)

監督:H・ブルース・ハンバーストン

製作:フレッド・コールマー

原作:デヴィッド・ガース

脚本:チャールズ・G・ブース

撮影:ハリー・ジャクソン

音楽:アルフレッド・ニューマン

出演:ヴィクター・マチュア グレン・ランガン コリーン・グレイ レジナルド・ガーディナー アルバート・デッカー デヴィッド・ラクシン

☆1880年のアリゾナのファーナス・クリーク。酋長リトル・ドッグ率いるアパッチが出没するこの地は銀鉱山の開発で一画千金を夢見る山師たちが押し寄せていた。救援物資を送る幌馬車隊がアパッチに襲われ皆殺しにされた責任を問われたブラックウェル将軍は心痛のあまり急死。父が無惨な死を遂げた息子二人のキャッシュとルーフは、父は銀の開発に絡む陰謀で無実の罪をきせられたと確信し、その汚名をそそごうと立ち上がる。やがて悪の巣窟は町と銀鉱山を支配するボス、レヴァレットがこの陰謀に関わっていることが明らかになってくる・・・。『荒野の決闘』(‘46)のドク・ホリディ役で一躍注目されたヴィクター・マチュアがキャッシュ役を好演している。

上映日:12/20(水)19時~、12/26(火)15時~

「西部の四人」 Four Faces West

(1948/米/B&W/89分)

監督:アルフレッド・E・グリーン

製作:ハリー・シャーマン

原作:ユージーン・マンローヴ・ローズ

脚本:C・グレアム・ベイカー テディ・シャーマン

撮影:ラッセル・ハーラン

音楽:ポール・ソーテル

出演:ジョエル・マクリー フランシス・ディー チャールズ・ビックフォード ジョセフ・カレイア ウィリアム・コンラッド

☆ニュー・メキシコの町サンタマリアに着いたカウボーイ、マクイーウエンは銀行に行き父のために$2,000のローンを申し込む。銀行員は彼の6挺の拳銃を担保として貸し出すことに合意し契約は成立するが…。

上映日:12/21(木)17時~、12/29(金)13時~

「平原の落雷」 Thunder Over The Plains

(1953/米/カラー/82分)

監督:アンドレ・ド・トス

製作:デヴィッド・ワイスバート

脚本:ラッセル・ヒューズ

撮影:バート・グレノン

音楽:デヴィッド・バトルフ

出演:ランドルフ・スコット レックス・バーカー フィリス・カーク ヘンリー・ハル エリシャ・クック・Jr リチャード・ベンジャミン

☆1869年、合衆国に併合される以前のテキサス。税務史スタンディッシュとバルフォアは結託して不当な安値で農夫モーガンから綿花を買いとるが、その幌馬車は無法者ベン・ウェストマン一味に襲撃され、綿花はすっかり奪われた。バルフォアはウェストマンに関する情報を提供したものに賞金1000ドルを出すと公言した。この地区の治安維持に駐留する警備隊長デイヴィッド・ポーター大尉(スコット)が悪徳税務官や無法者たちの横行に手を焼きながらも職務を遂行していく・・・。ド・トス監督の職人技が冴えるスコット西部劇。レックス・バーカーが新任将校役で共演する他、ラスト・シーンに新人のフェス・パーカーが顔を出す。

上映日:12/21(木)19時~、12/27(水)13時~

「血ぬられし欲情」 The Iron Mistress

(1952/米/カラー/110分)

監督:ゴードン・ダグラス

製作:ヘンリー・ブランク

原作:ポール・I・ウェルマン

脚本:ジェームズ・R・ウェッブ

撮影:ジョン・サイツ

音楽:マックス・スタイナー

出演:アラン・ラッド ヴァージニア・メイヨ フィリス・カーク ジョセフ・カレイア ネッド・ヤング

☆1836年アラモ砦の戦いで壮絶な最後を遂げた“ボウイ・ナイフ”の発案者ジム・ボウイの若き日の活躍を描いた西部活劇。1925年、ジム・ボウイ(ラッド)は材木を売るためルイジアナの未開地からニュー・オリンズを訪れ、そこでジュダロン(メイヨ)と出会い、一目惚れする。だが彼女の廻りにはボウイの敵になる男たちが数多くいた。決闘を挑んだライバルを倒した彼は、財産を得て彼女と結婚しようと賭博師と組んで自分の馬を競馬に出し恋仇のモレノの持馬には勝つのだが、ジュダロンは既にフィリップという男と結婚していた・・・。翌年出演した『シェーン』で一世を風靡したアラン・ラッドがボウイを演じる他、ヴァージニア・メイヨが男たちを手玉に取るジュダロン役で妖艶な魅力を披露している。

上映日:12/22(金)17時~、12/27(水)15時~

「荒原の疾走」 Ride,Vaquero!

(1953/米/カラー/90分)

監督:ジョン・V・ファロー

製作:ステファン・エイムズ

脚本:フランク・フェントン

撮影:ロバート・サーティース

音楽:ブロニスラウ・ケイパー

出演:ロバート・テイラー エヴァ・ガードナー アンソニー・クイン ジャック・イーラム

☆南北戦争後の西南テキサスはメキシコ人のエスクエダ(クイン)を首領とする無法者の一団が暴虐を尽くし、住民を恐怖におとし入れていた。この地に牧場を開いたキャメロン(キール)は花嫁のコーデリアをブラウンズヴィルに迎えに行き、家に帰るとエスクエダによって家は焼かれて灰になっていた。キャメロンは町の人々を教会に集めエスクエダの暴虐を糾弾する集会を開くが、そこへエスクエダは名うてのガンマン、リオ(テイラー)を従えて乗り込んで来る・・・。二転三転する物語をテンポよくまとめあげた娯楽西部劇。

上映日:12/22(金)19時~、12/28(木)13時~

カラミティ・ジェーン」 CALAMITY JANE

(1953/米/カラー/103分)

監督:デヴィッド・バトラー

製作:ウィリアム・ジェイコブス

脚本:ジェームズ・オハンロン

撮影:ウィルフリッド・M・クライン

音楽:サミー・フェイン レイ・ハインドーフ

出演:ドリス・デイ ハワード・キール アリン・マクレーリー フィリップ・ケリー ゲイル・ロビンス ディック・ウェッソン

☆ドリス・デイ主演のミュージカル・ウェスタン。1870年代、デドウッドという小さな町に、厄病神と仇名される射撃のうまいお転婆娘ジェーン(ドリス・デイ)がいた。彼女の親友ワイルド・ビル・ヒコック(ハワード・キール)は、女らしくないジェーンに対し単なる友だちとしてつき合っていた。ジェーンは内心ヒコックを愛していたが・・・。

上映日:12/20(水)15時~、12/29(金)15時~

入場料:1100円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2100円 3本連続鑑賞3100円 

欧米クラシック・シリーズ⑬

西部劇特集Ⅱ

 

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