3/22～26 市川徹監督ライフワーク　三郎＆薫シリーズ特集

1992年に「ファンキー・モンキー・ティーチャー3 康平の微笑」（間寛平主演）で映画監督としてデビューして以来、80本を超える映画・Vシネのメガホンを取ってきた男・市川徹。

その市川徹監督がライフワークとして製作してきたのが、2011年の「万年筆」に始まる「三郎＆薫」シリーズです。

三郎（渡辺裕之）と薫（竹内晶子）は苗字や職業、出会うシチュエーションは異なりながらも、初めは反目しつつ、やがて友情とも恋愛感情とも言えぬ気持ちをお互い抱きながら理解しあい、そして別れてゆく・・・、そんな人生の酸いも甘いも知った男と女のドラマ。

どの作品もシンガーソングライター・白井貴子の切ないメロディーが映画を盛り上げています。

今回は過去、当館で上映してきた3作品に加え、当館初上映となる「HAPPY!メディアな人々。」を加えたシリーズ全4作品を一挙上映、この連作シリーズの面白さに迫ります。

最終日3/26（土）には全4本上映後、市川徹監督と薫＝竹内晶子さんをお迎えしてのロングトークショーも開催。

シリーズ継続の可能性も含め、「三郎＆薫」シリーズへのこだわりについてお話をお伺いします。

当館以外ではまず観る事の出来ないこの4本。ぜひ、ご鑑賞下さい！

開催日程

３月22日（火）～26日（土）

上映作品

「万年筆」（2011　75分　BD　カラー）

監督・製作　市川徹

脚本　気仙沼悠希

主演　渡辺裕之　竹内晶子　京田賢

あらすじ：49歳の脚本家・三枝三郎は、いまだにパソコンが苦手で万年筆を愛用している。主婦・薫は義母の介護に疲れ、医師のすすめで2泊3日の一人旅をしていた。たまたま同じ電車に乗った2人は氷見で降り、改札口で譲り合った。当初、三郎は薫の威圧的な態度にムッとするが、なぜか彼女には心を許せそうな予感がし、共に観光することになる・・・。

「HAPPY!メディアな人々。」（2012　85分　BD　カラー）

監督　市川徹

脚本　気仙沼悠希

主演　渡辺裕之　竹内晶子　KOTA　実川ゆか

あらすじ：福井県越前市にあるケーブルテレビ局に、東京からニュースキャスターの箕田三郎が「日本一のケーブルテレビに」と請われてやってくる。ケーブルテレビの信条は「地域をハッピーに」。かつてスクープを連発し「高視聴率男」の異名を取っていた箕田とケーブルテレビのベテランキャスター櫻井薫は方向性の違いにことごとく対立。しかし地域のため一心に番組づくりに取り組む薫の思いや地域の人々の温かさにふれ、箕田はケーブルテレビの役割や自分のキャリアを改めて見つめ直す・・・。

公式HP:http://www.t-catv.co.jp/happymedia/

「桜田門内の変！？」（2012　82分　BD　カラー）

監督：渡辺裕之

企画・原案・製作・プロデューサー：市川徹　橘川栄作

脚本：気仙沼悠希

主演：渡辺裕之　竹内晶子　ＫＡＴＳＵＭＩ　ＫＯＴＡ

あらすじ：茨城県庁に現れた映画プロデューサー黒澤三郎と彼の熱意に触発される観光物産課の女性係長鯉渕薫は、『桜田門外ノ変』の映画を市民で作ることに向けて邁進していくが、黒澤には人知れぬ悩みがあり・・・。

公式HP：http://sakuradamonnai.info/index.html

「TAKAOcan Dream〜がんばれ!サンダーバーズ!!」（2013　84分　BD　カラー）

監督・脚本　市川徹

脚本　気仙沼悠希

主演　渡辺裕之　竹内晶子　KOTA　実川ゆか

あらすじ：メジャーリーグを自由契約になった鈴木三郎。彼は、つい最近未亡人になり夫の遺志を継いでBCリーグ・富山サンダーバーズの球団社長に就任した上森薫に拾われ、サンダーバーズの一員となる。野球だけでなく、さまざまな地域貢献活動や地域の人たちとの交流に取り組む富山サンダーバーズにとまどう三郎。大リーガーのプライドがある三郎は、富山サンダーバーズで活躍できるのか。また、富山サンダーバーズのメンバーも、将来の不安や恋の問題に悩まされている。果たして、今季の富山サンダーバーズの行方は？

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