

映画24区特集
ワークショップ形式で新たな人材育成を試みつつ、プロとアマの垣根を取っ払った独自の製作スタイルで、品質本位の良作を発表している「映画24区」。
そのユニークな取り組みは、閉塞感漂う日本の映画界にとって一縷の光明と思えるのは私だけではないでしょう。
2012年、冨樫森監督作品「傷跡」から始まり、年3本程度のペースで中編・長編映画を製作、公開してきましたが、今回、シネマノヴェチェントでは時期を2回に分け、映画24区作品を一挙上映します。
シネマコンプレックスでは決して観ることができないハンドメイドな温もりを持つこれらの作品に、きっと日本映画の未来を見出すことができるはずです。
毎週末には各作品の監督や、出演者の方々をお招きしてのトークイベントも開催。
特に5月10日は藤棚商店街のお祭りイベントに絡めて、1日中映画とライブイベントでお楽しみいただく予定です。
シネマノヴェチェント一押しの「映画24区」、この機会にぜひご覧ください!
映画24区公式HPはこちら
開催期日
第1期 5月9日(土)~6月5日(金)
第2期 8月22日(土)~9月4日(金)
上映作品(全作品BD上映)
第1期
「乙女のレシピ」
(2014 56分 監督:三原光尋 出演:金澤美穂、城戸愛莉、秋月三佳、徳井優)
「砂をつかんで立ち上がれ」
(2013 52分 監督:藤澤浩和 出演:依田哲哉、仁科貴、秋月三佳)
「父のこころ」
(2014 89分 監督:谷口正晃 出演:大塚まさじ、日永貴子、古賀勇希、福本清三)
「くらげとあの娘」
(2014 107分 監督:宮田宗吉 出演:宮平安春 派谷恵美 山口美也子 あがた森魚)
「1+1=11(イチタスイチハイチイチ)」
(2012 66分 監督:矢崎仁司 出演:喜多陽子、粟島瑞丸、松林麗、田口トモロヲ)
特別併映作品
「太陽の坐る場所」
(2014 102分 監督:矢崎仁司 出演:水川あさみ、木村文乃、三浦貴大)
第2期
「傷跡」
(2012 45分 監督:冨樫森 出演:梨乃、牧野愛、吉田俊大)
「夏がはじまる」
(2013 55分 監督:冨樫森 出演:齋藤絵美 佐久間利彦 菅原比路美)
ー半農×半映画プロジェクトー
短編映画「雪どけ」「海鳴り」「雪あかり」 ※予定
(2014 全77分 総合監修:冨樫森)
第1期 上映スケジュール
①「乙女のレシピ」+「砂をつかんで立ち上がれ」2本立て
②「父のこころ」
③「くらげとあの娘」
④「1+1=11」+特別併映「太陽の坐る場所」2本立て
★トークイベント(各日終演後、ゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)
5月10日(日) 炊き込みごはん即売会、スタッフ、キャストによるトークショーを予定
タイムテーブル(10時~16時までは入替なし)
10時~ 乙女のレシピ
10時56分~休憩
11時08分~ 砂をつかんで立ち上がれ
12時~ 休憩
12時10分~ 乙女のレシピ
13時06分~休憩
13時18分~ 砂をつかんで立ち上がれ
14時10分~休憩
14時20分~ 乙女のレシピ
15時16分~トークショー ゲスト 金澤美穂さん、秋月三佳さん、三原光尋監督
16時~入替
16時20分~ 乙女のレシピ
17時16分~休憩
17時28分~ 砂をつかんで立ち上がれ
18時20分~トークショー 藤澤浩和監督、秋月三佳さん
19時20分~終演
19時30分~ゲストを囲んでの懇親会
※秋月三佳さんはお仕事の都合で参加されませんので悪しからずご了承下さい
5月16日(土) 谷口正晃監督他トークショー
タイムテーブル
16時~ 父のこころ
17時30分~休憩
17時45分~トークショー 谷口正晃監督、日永貴子さん
19時~終演
19時10分~ゲストを囲んでの懇親会
5月24日(日) 宮田宗吉監督他トークショー
タイムテーブル
16時~ くらげとあの娘
17時40分~休憩
17時55分~トークショー 宮田宗吉監督、宮平安春さん、 派谷恵美さん
19時10分~終演
19時20分~ゲストを囲んでの懇親会
5月31日(日) 矢崎仁司監督他トークショー
タイムテーブル
14時30分~ 1+1=11
15時35分~休憩
15時45分~ 太陽の坐る場所
17時30分~休憩
17時45分~トークショー 矢崎仁司監督、石井勲撮影監督
19時~終演
19時10分~ゲストを囲んでの懇親会
料金
「乙女のレシピ」+「砂をつかんで立ち上がれ」2本立て 500円均一
(16時20分の回のみ2000円均一)
「父のこころ」 1000円均一(16日のみ特別料金2000円均一)
「くらげとあの娘」1000円均一(24日のみ特別料金2000円均一)
「1+1=11」+「太陽の坐る場所」2本立て 1500円均一
(31日のみ特別料金2500円均一)
◎各日懇親会費 4000円(おつまみ各種&ドリンク3杯付き)












「村の写真集」「しあわせのかおり」の三原光尋監督が、山形・庄内を舞台に女子高校生たちの<おいしい時間>をオリジナル脚本で映画化。
なぜか歌って踊って泣ける!?青春料理エンターテインメントの誕生!
これを観たらあなたも炊き込みご飯が食べたくなるはず!
公募で見事入選した作田勇人のオリジナル脚本を、「嘘々実実」で監督デビューした新鋭・藤澤浩和が映像化。
映画製作現場のカオスを笑いと涙で活写した、全映画ファン必見の傑作中編!
主演2人の演技戦が素晴らしい。
予告編はこちら
名曲「プカプカ」で1970年の日本の若者たちを魅了したシンガー・大塚まさじが、63歳にして映画初主演。
「時をかける少女」(2010)の谷口正晃監督が、地元である京都を舞台に、オリジナル企画を映画化した等身大のホームドラマの秀作。
冨樫森監督に師事し、「バカバカンス」(2008)で監督デビューを果たした宮田宗吉監督の4作目。
くらげの飼育員の若者が、行きずりの女性との出会いをきっかけに成長していく様子をユーモアを交えて描く。
ゴンチチが音楽を担当しているのも話題。
「三月のライオン」(1992)、「ストロベリーショートケイクス」 (2006)などで熱狂的ファンを持つ矢崎仁司監督の野心的群像ドラマ。
ワークショップのセミプロ俳優たちの初々しい演技を見事に引き出すことに成功している。
客演の田口トモロヲの純朴な存在感にも注目。
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映画24区の記念すべき第1回作品。
「非・バランス」(2000)、「おしん」(2013)などの実力派・冨樫森を監督に迎え、ワークショップの受講生たちをメインキャストに起用、庄内を舞台に1人の女性の再生を私小説風に描いた佳作。
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「傷跡」に続き、冨樫森監督がメガホンを取った「庄内映画」第2弾。
個人の心象に迫った前作から一転、今回は家族に焦点を当てた。
演技陣のコラボレーションとともに、庄内の美しいロケーションも見どころの一つ。
予告編はこちら
将来、映画界で活躍が期待される俳優や脚本家が地方での仕事に携わっていただきながら、一方で映画人としての技術を高めるための良質な教育・鍛錬の環境を行政主導で支援していくという「半農×半映画プロジェクト」の第1作。
冨樫森総監督の下、若い才能が結集した短編オムニバス映画。

特別併映作品
矢崎仁司監督が故郷・山梨県を舞台にベストセラー小説を映像化。
2人の少女の歪んだ友情と愛憎を、過去と現在を交錯させながら描く。
今が旬の若手女優・水川あさみ、木村文乃が女性映画の達人・矢崎監督の期待に見事に応えている。
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