欧米クラシック・シリーズ59

西部劇特集

 

欧米クラシック・シリーズ第59弾はアメリカ映画黄金期に量産されたプログラムピクチャーの代表的ジャンルである西部劇の特集です。

今回は1950年前後に製作された、日本未公開作品も含む8作品をセレクト。

お馴染みランドルフ・スコット、ジョエル・マクリ―主演作品はもちろんのこと、若き日のチャールトン・ヘストン、ウィリアム・ホールデンの主演作などバラエティに富んだラインアップでお楽しみいただきます。

例によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

 

上映期間 6月7日(月)~11日(金)

上映作品(全作品アメリカ映画・DVD上映)

『デンボー牧場の争い』Untamed Frontier (1952年/カラー/78分)

監督:ヒューゴ・フレゴネーズ

製作:レナード・ゴールドスタイン

脚本:ジェラルド・ドレイソン・アダムズ ジョン・バーニ グウェン・バーニ

撮影:チャールズ・P・ボイル

音楽:ハンス・J・サルター

出演:ジョセフ・コットン シェリー・ウィンタース スコット・ブラディ スーザン・ボール マイナー・ワトソン キャサリン・エメリー ホセ・トルベイ ダグラス・スペンサー リー・ヴァン・クリーフ

★1860年代の西部開拓時代。広大な牧場を持つマット・デンボーは牧場の近くまで押し寄せる入植者たちが、自分たちの土地に出入りできないようにして締め出そうと力ずくで押さえ込もうとした。そんな頃、殺人罪で追われていた息子の一人グレンが牧場に戻って来た。彼は自分の秘密を知るジェーンと恋仲だが、彼女は密かに入植者を支援していた。やがて牧草地を巡り入植者と牧場との争いが起き上がるのだが、もう一人の牧場の息子カークは入植者側につき事態は骨肉の争いへと突き進んでいく。’50年代初期テクニカラーの西部劇を量産したユニヴァーサルが製作した佳作。グレン役のブラディが好演する他、同年『真昼の決闘』でデビューをしたリー・ヴァン・クリーフが悪役で出演。その他、TVシリーズ『逃亡者』で人気爆発する数年前のデヴィッド・ジェンセンがチラリと顔を見せる。

上映日:6月9日(水)19時~、11日(金)19時~

『銀の鞭』The Silver Whip (1953年/B&W/73分)

監督:ハーモン・ジョーンズ

製作:ロバート・バスラー

原作:ジャック・シェーファー

脚本:ジェシー・L・ラスキー・Jr

撮影:ロイド・エイハーン

音楽:ライオネル・ニューマン

出演:ロリー・カルフーン デイル・ロバートソン ロバート・ワグナー キャスリーン・クローリー ジェームズ・ミリカン ローラ・オルブライト J・M・ケリガン ジョン・ケロッグ

★駅馬車の護衛官クリムは、周囲の反対を押し切って若きハーカーを金貨を積んだ駅馬車“シルバー・シティ”の御者につける。道中、駅馬車が6人組に襲撃されハーカーが負傷、クリムは3人を倒すが、後の3人に金貨を奪われてしまう。クリムは3人を追跡、ハーカーはシルバー・シティに馬車を走らせ、保安官デヴィッドソンにいきさつを説明し保安官率いる追跡隊に加わる。途中、隊はクリムが殺した4人目を発見し、5人目も捕らえるが。『シェーン』等でも名高いジャック・シェーファーの原作をハーモン・ジョーンズが、流れるような歯切れのいい演出で作り上げたアクション満載のウエスタン。若き日のワグナーはじめ、悪役を含めたキャストが充実している点も見どころだ。

上映日:6月7日(月)19時~、10日(木)19時~

『カナダ平原』Canadian Pacific (1948年/カラー/95分)

監督:エドウィン・L・マリン

製作:ナット・ホルト

原作:ジャック・デウィット

脚本:ジャック・デウィット ケネス・ガメット

撮影:フレッド・ジャックマン・Jr

音楽:ディミトリ・ティオムキン

出演:ランドルフ・スコット ナンシー・オルソン ジェーン・ワイアット J・キャロル・ネイシュ ヴィクター・ジョリイ

★1870年代、トムはカナダ太平洋鉄道の建設工事に従事していたが、工事がカナディアン・ロッキーの山岳地帯にさしかかった事からトムたちに苦難が押し寄せてきた。その頃、工事に反対する毛皮商のダークが現れ、彼が仕掛けたダイナマイトでトムは負傷してしまう。なんとか九死に一生を得るが、トムの入院中に先住民が鉄道施設隊を襲撃する計画に乗じて、ダークは施設中の鉄道を爆破しようと企てていた。『静かなる対決』『拳銃(コルト)45』などスコットとのコンビ作品の多いアクション派マリンの娯楽作。

上映日:6月9日(水)14時~、11日(金)14時~

『ミズーリ大平原』Pony Express (1953年/カラー/101分)

監督:ジェリー・ホッパー

製作:ナット・ホルト

原作:フランク・グルーバー

脚本:チャールズ・マークィス・ウォーレン

撮影:レイ・レナハン

音楽:ポール・ソーテル

出演:チャールトン・ヘストン ロンダ・フレミング ジャン・スターリング フォレスト・タッカー マイケル・ムーア ポーター・ホール リチャード・シャノン ヘンリー・ブランドン スチュアート・ランドール

★1860年、南北戦争が始まる直前。当時、中西部ミズーリからカリフォルニアに通ずる交通路がなかった事から、駅馬車の生みの親とも言われるR・G・ラッセルは、バッファロー・ビルとワイルド・ビル・ヒコックにセント・ジョセフからサクラメントまでの交通路を開拓し、途中に中継所をを作るよう命じた。バッファローに想いを寄せるイヴリンの兄ランスや仲間たちは、カリフォルニア独立を訴えてこの駅馬車交通路の開設に反対し、先住民に銃を売ってバッファローたちの作業を阻止しようとあらゆる手段で立ち向かって来た。西部フロンティアに勇名を轟かせたバッファロー・ビルとワイルド・ビル・ヒコックが登場する、実話に基づいた西部開拓史秘話を新人監督ジェリー・ホッパーが手堅くまとめている。

上映日:6月7日(月)14時~、10日(木)14時~

『戦いの太鼓』Tomahawk (1951年/カラー/82分)

監督:ジョージ・シャーマン

製作:レナード・ゴールドスタイン

原作:ダニエル・ジャレット

脚本:シルヴィア・リチャーズ モーリス・ジェラティ

撮影:チャールズ・P・ボイル

音楽:ハンス・J・サルター

出演:ヴァン・ヘフリン イヴォンヌ・デ・カーロ プレストン・フォスター ジャック・オーキー アレックス・ニコル トム・テューリー ロック・ハドソン

★南北戦争が集結した直後の1866年、モンタナで金鉱が発見されてゴールド・ラッシュが始まろうとしていた。合衆国政府は西部開発のための郵便走路の建設に必死だったが、通路の予定コースがワイオミングのスー族の狩猟地帯を横切るため、政府はララミーの近くにキアニー砦を築いて護衛にあたらせようとした。一方、スー族の酋長レッド・クラウドは最後の狩猟地を死守しようとララミーに乗り込み、砦の指揮官カリントン大佐に構築の反対を伝える。だが、スー族の事情に詳しい案内人ジムが酋長を説得、酋長も政府が約束を守れば工事建設を妨害しないと約束して引き上げる。大佐からその後のスー族との交渉に協力を求められたジムは、初め固辞するがダンシー中尉の姿を見て承諾した。数年前起きたジムの妻子の殺害事件の犯人だったからだ。『黄金の銃座』『コマンチェロ』など多くの西部劇を手がけたジョージ・シャーマン監督の正統派西部劇。

上映日:6月7日(月)15時50分~、10日(木)15時50分~

『荒原の女』Rachel and the Stranger (1948年/B&W/80分)

監督:ノーマン・フォスター

製作:リチャード・H・バーガー

原作:ハワード・ファスト

脚本:ウォルド・ソルト

撮影:モーリー・ガーツマン

音楽:ロイ・ウェッブ

出演:ロレッタ・ヤング ウィリアム・ホールデン ロバート・ミッチャム トム・テューリー サラ・ヘイドン

★18世紀末、州に昇格する前のオハイオ。妻に先立たれたハーヴェイは9歳の一人息子デイヴィーに母親が必要だと考え近くの町に嫁探しに出かけた。しかし、そう簡単には事は運ばず帰ろうとした所、売りに出されていた女奴隷レイチェルを見つけ彼女を買い取る。息子の母親にするためにも正式な結婚が必要だったので手続きを済ませるが、ハーヴェイにとってレイチェルは母親というより召使い女だった。息子も彼女を見知らぬ侵入者と見なしてレイチェルを嘲っていたが、ある日ハーヴェイの知り合いでギター弾きの流浪の猟師ジムがやって来て、レイチェルにギターを教えて親しそうに一緒に歌う二人を見て、ハーヴェイが嫉妬に駆られたことから、状況が変わっていく。ハワード・ファストの小説「レイチェル」を映画化した牧歌調西部劇で、レイチェル役のロレッタ・ヤングが西部開拓初期の働き者の女を好演している。 なおこの作品はRKO映画史上最もヒットした作品の1本としても名高い。

上映日:6月7日(月)17時30分~、10日(木)17時30分~

『サンフランシスコ』The San Francisco Story (1952年/B&W/80分)

監督:ロバート・パリッシュ

製作:ハワード・ウェルシュ

原作:リチャード・A・サマーズ

脚本:ダニエル・D・ボーチャンプ

撮影:ジョン・F・サイツ

音楽:ポール・ダンラップ エミール・ニューマン

出演:ジョエル・マクリー イヴォンヌ・デ・カーロ シドニー・ブラックマー フローレンス・ベイツ リチャード・アードマン オンスロー・スティーヴンス

★喧噪と悪の闇に支配された、州に昇格する前のカリフォルニアを舞台にしたアクション西部劇。アンドリュー・ケインが牛耳っているサンフランシスコにたどり着いたリック・ネルソン。彼は、街がケインに支配されており酒場の目立つカウンターに飾ってある写真は、ケインの右腕の女アドレーヌ・マッコールだと知る。ある日、ネルソンのもとにケインの企みを隠し持ったマッコールが近づいてくる。ロバート・ロッセンの『ボデイ&ソウル』でアカデミー賞編集賞を受賞した他、ジョン・フォードの『怒りの葡萄』などの編集でも知られるロバート・パリッシュがハワード・ホークスの『バーバリー・コースト』を彷彿させるテーマに取り組んえいる。作品は、州になる前のカリフォルニアの犯罪と腐敗の真相をテンポよく鮮やかに描き出している。

上映日:6月9日(水)17時30分~、11日(金)17時30分~

『拳銃往来』Station West (1948年/B&W/87分)

監督:シドニー・ランフィールド

製作:ロバート・スパークス

原作:ルーク・ショート

脚本:フランク・フェントン ウィンストン・ミラー

撮影:ハリー・J・ワイルド

音楽:ハインツ・ロームヘルド

出演:ディック・パウエル ジェーン・グリア トム・パワーズ スティーヴ・ブロディ ゴードン・オリヴァー レイモンド・バー アグネス・ムーアヘッド バール・アイヴス グイン・ウィリアム

★西部が無法者に支配されていた時代。ある街で騎兵隊員が殺され軍服70着が奪われる事件が発生。何か背後に大掛かりな犯罪が隠されている事を察知した陸軍情報部はジョン・ヘヴン少尉に調査を命じ、事件が起きた街に派遣する。流れ者を装って着いたヘヴンは、街がチャーリーという女ボスに支配されている事を知る。彼女が歌い手で出ている酒場に顔を出したヘヴンは、彼女の手下で腕っ節の強そうなミックに喧嘩を仕掛け殴り倒す。成り行きを見ていたチャーリーは、ヘヴンを自分が経営する駅馬車の用心棒として雇う事を決める。ある日チャーリーの駅馬車は鉱山から金の輸送を引き受け、ヘヴンが護衛役で乗り込む。だが駅馬車は、途中、強盗団に襲われ御者は殺されて金は奪われるが、ヘヴンは危害を受けなかった。『復讐の谷』などの西部小説家ルーク・ショートの原作を映画化した、悪役が女ボスという捻りの聞いた異色のハードボイルド調西部劇。

上映日:6月9日(水)15時50分~、11日(金)15時50分~

スニークプレビュー

上映日:6月7日(月)12時15分~、9日(水)12時15分~、10日(木)12時15分~、11日(金)12時15分~、

 

 

 

 

 

 

 

入場料:1300円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 4本連続鑑賞4500円 5本連続鑑賞5500円

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