欧米クラシック・シリーズ​​第63弾は、国別特集の中でもひときわ人気のあるフランス映画の特集です。

映画発祥の地フランス、その戦前戦後の黄金期に製作された数多の名作群の中から、バラエティ豊かな11本を厳選、たっぷりとお楽しみいただきます。

ジャン・ギャバン、ジェラール・フィリップ、シャルル・ボワイエ、シモーヌ・シニョレら往年のスターたちの憂いある名演技に酔いしれるひととき。

例によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

 

上映期間 12月16日(木)~24日(金

 

 

上映作品(全作品フランス映画・DVD上映)
「デデという娼婦」DEDEE D'ANVERS (1947年/B&W/86分)

監督:イヴ・アレグレ

原作:アシェルベ

脚本:イヴ・アレグレ ジャック・シギュール

撮影:ジャン・ブールゴワン

音楽:ルイ・ベイツ

出演:シモーヌ・シニョレ マルセル・パリエロ ベルナール・ブリエ マルセル・ダリオジャヌ・マルカン

★愛人と共にアントワープに流れ着いた娼婦デデは、港近くの酒場を根城にして働いていた。或る日、寄港した貨物船の船長と恋に落ちたデデは、彼と新たな人生を築くことを夢見るのだが・・・・。環境に屈従して底辺の生活から抜け出せない女の宿命が、冷たく心に染み入るように詩情豊かに描かれた作品。

 上映日:12/16(木)15時30分~、22(水)17時~

「鉄格子の彼方」AU DELA DES GRILLES LE MURA DI MALAPAGA(1949年/B&W/83分)

監督:ルネ・クレマン

撮影:ルイ・パージュ

音楽:ロマン・ヴラド

製作:アルフレード・グアリーニ

出演:ジャン・ギャバン イザ・ミランダ アンドレア・ケッキ ヴェラ・タルキ ロベール・ダーバン

★ジェノバの港に降り立った男が給仕女と知り合う。互いに愛し合いながらも別れざるを得ない結末に古風でセンチメンタルな哀しみが感じられるメロドラマ。何気ない街の風景に独特の雰囲気が感じられるのが印象的だ。カンヌ国際映画祭で監督賞と女優演技賞を、またアカデミー賞最優秀外国映画賞も受賞した。

 上映日:12/16(木)14時~、22(水)15時30分~

「禁断の木の実」LE FRUIT DEFENDU(1952年/B&W/105分)

監督:アンリ・ヴェルヌイユ

製作:エーレス・ダギアール

原作:ジョルジュ・シムノン

脚本:ジャック・コンパネーズ

脚色:ジャック・コンパネーズ ジャン・マンセ アンリ・ヴェルヌイユ

撮影:アンリ・アルカン

音楽:ポール・デュラン

出演:フランソワーズ・アルヌール フェルナンデル クロード・ノリエ レイモン・ペルグラン シルヴィー ルネ・ジェナン ジャック・カステロ

 上映日:12/17(金)12時~、23(木)13時30分~

「夜ごとの美女」LES BELLES DU NUIT(1952年/B&W/87分)

監督・脚本:ルネ・クレール

撮影:アルマン・ティラール

音楽:ジョルジュ・オーリック

出演:ジェラール・フィリップ マルティーヌ・キャロル ジーナ・ロロブリジーダ マガリ・ヴァンドイユ マリリン・ビュフェル レイモン・コルディ

★貧しい音楽教師のクロードはピアノを弾けば、アパートの前のガレージの親父に怒鳴られ、学校に行くと生徒たちにバカにされ、念願の作曲コンクールに出品する作品の完成もはかばかしくなく、面白くない。安らぎを得られるのは夢の中でだけ。夜ごと現われる夢の美女たちと恋を囁きあう。1900年の夢では貴婦人エドメの娘のピアノ教師。オペラ座支配人の夫が彼のオペラの上演を約束してくれる。1830年のアルジェ制圧の夢ではラッパ手になり、アラブの姫君(G・ロロブリジーダ)といい仲に。ルイ16世の時代に赴けば貴族の娘シュザンヌ(M・ヴァンドイユ)が微笑みかける。だが、ふいに目覚めさせられ、再び夢の世界に戻ろうとすると、どの夢もギクシャクとして彼は女たちの夫や兄や父たちに殺されかける。結局、現実の世界にシュザンヌはいて、宿敵ガレージ親父の娘だったが、彼がコンクールに入賞することで二人の仲も許される。R・クレールの持つ二つの側面(前衛映画の旗手だったセンスを窺わす、夢のシーンの安っぽい描き割りなど使ってのシュールな展開。夢から醒めぬ主人公をとりまく下町人情ののどかで温かな描写)がうまく溶け合って、楽しい作品となっている。夢で会う老人が、あの頃は良かったと呟くのに遭遇する度に、出てくるギャグが秀逸(見てのお楽しみ)。

 上映日:12/17(金)14時~、23(木)15時30分~

「わが父わが子」UNTEL PERE ET FILS(1940年/B&W/78分)

監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

撮影:ジュール・クルージェ 

音楽:ジャン・ウィエネル

出演:ルイ・ジューヴェ ミシェル・モルガン レイミュ シュジー・プリム ルシアン・ナット ダニエル・マンダイユ トミー・ブールデール

★フランスとプロイセンとの普仏戦争から第二次大戦までの約70年を生きた4世代の一家の物語。33年のアメリカ映画の対策「カヴァルケード」と対比されることがある他、題名はフランスのことわざ”この父にしてこの子あり”に由来している。

 上映日:12/17(金)15時30分~、23(木)17時~

「曳き船」REMORQUES(1941年/B&W/81分)

監督:ジャン・グレミヨン

原作:ロジェ・ヴェルセル

脚本:ジャック・プレヴェール ロジェ・ヴェルセル アンドレ・カイヤット

撮影:アルマン・ティラール ルイ・ネエ

音楽:ローラン・マニュエル

出演:ジャン・ギャバン ミシェル・モルガン マドレーヌ・ルノー シャルル・ブラヴェット

★救命艇である曳き船の船長が優しい妻がありながら、貨物船の船長の妻と密会を重ねていく様子が切なく描かれたメロドラマ。荒海に繰り出す引き船のダイナミックな活動が観る者を魅了する海洋冒険映画でもあり、荒涼とした海と風物が悲劇的なドラマと見事に溶け合っている。

 上映日:12/20(月)15時30分~、24(金)15時30分~

「娼婦マヤ」MAYA(1949年/B&W/80分)

監督:レイモン・ベルナール

製作:ヴィヴィアーヌ・ロマンス

脚本:シモン・ガンティロン

撮影:アンドレ・トーマ

音楽:ジョルジュ・オーリック

出演:ヴィヴィアーヌ・ロマンス ジャン=ピエール・グルニエ マックス・ダルバン マルセル・ダリオ ダニエル・マンダイユ

★港町で自堕落な生活を送っている娼婦ベラと船員ジャンとの叶わぬ恋を描いたシモン・ガンティヨンの戯曲の映画化作品。題名から想像されるような際どい描写はなく、愛は無常だと唱えるインドの女神マヤの話を挟みながら、物語はむしろ重厚進んでいく。

 上映日:12/20(月)17時~、24(金)17時~

「浮気なカロリーヌ」UN CAPRICE DE CAROLINE CHERIE(1953年/カラー/102分)

監督:ジャン=ドヴェーヴル

原作:セシル・サン=ローラン

脚本:ジャン・アヌイ

音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス

出演:マルティーヌ・キャロル ジャン=クロード・パスカル ジャック・ダクミーヌ クリスティーヌ・カレル

★イタリアに駐留しているフランス軍の司令官は美貌の妻カロリーヌをパリに残すのが心配で連れて来ていた。しかし、奔放な彼女はおとなしくしておらず、反乱軍の首領に惹かれる。51年に同じM.キャロル主演で製作された「愛しのカロリーヌ」の続編。初めて我が国に紹介されたフランス映画としても知られる。

 上映日:12/17(金)17時~、23(木)18時30分~

「火の接吻」LES AMANTS DE VERONE(1949年/B&W/107分)

監督:アンドレ・カイヤット

脚本:ジャック・プレヴェール

撮影:アンリ・アルカン

音楽:ジョセフ・コズマ

出演:セルジュ・レジアニ アヌーク・エーメ ピエール・ブラッスール ルイ・サルー マルセル・ダリオ マルティーヌ・キャロル シャルル・ブラヴェット

★新作映画「ロメオとジュリエット」の調度品を探しに来た女優をガイドの男が没落貴族の館に案内する。彼は館のひとり娘との結婚を約束されていたが、彼女はガラス職人と激しい恋に落ちるのだった命の危険にさらされた彼の運命は・・・・。悲劇に終わる古典的をモチーフにした秀逸な脚本に加えて若きアヌク・エーメの美しさが光る

 上映日:12/20(月)18時30分~、24(金)18時30分~

「かりそめの幸福」LE BOONHEUR(1935年/B&W/111分)

監督・脚本:マルセル・レルビエ

原作:アンリ・ベルンシュタイン

撮影:ハリー・ストラドリング

音楽:ビリー・コルソン

出演:シャルル・ボワイエ ギャビー・モルレー ポーレット・デュボスト ジャック・カトラン

★現代社会に不満を持つ男が、人気女優を狙撃して、世間を目覚めさせようと図る。撃たれた女優は人間らしさに目覚め、殺人未遂の疑いで起訴された男との間にはいつか愛が芽生えるのだった。裁判での応酬や2人の別れのシーン等に印象的なセリフが織り込まれ、戦前のフランスを代表する作品となった。

 上映日:12/16(木)12時~、22(水)13時30分~

「想い出の瞳」AUX YEUX DU SOUVENIR(1948年/B&W/101分)

監督:ジャン・ドラノワ

脚本:アンリ・ジャンソン

撮影:ロベール・ルフェーヴル

音楽:ジョルジュ・オーリック

出演:ミシェル・モルガン ジャン・マレー ジャン・シャヴリエ ロベール・ミュルゾーコレット・マルス

★スチュワーデスのクレールは機長のオーブリーから求婚されるが彼に愛情を抱けない。3年前に別れの言葉も告げぬままダカールへと去った初恋の男、ジャックが忘れられないからだった。やがて2人は再会するのだが・・・・。M.モルガンのクールな美しさと、J.マレーの駄々っ子ぶりが興味深い。

上映日:12/16(木)17時~、22(水)18時30分~

スニークプレビュー(日替)

上映日:12/20(月)13時30分~、24(金)13時30分~

入場料:1300円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 4本連続鑑賞4500円 ​

欧米クラシック・シリーズ63

フランス映画特集

 

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