
欧米クラシック・シリーズ73
西部劇傑作特集














欧米クラシック・シリーズ第73弾は、1950年代、カラー映画主流となる過渡期に製作された西部劇の佳作を中心にお楽しみいただく西部劇傑作特集です。
戦後のハリウッド映画を牽引することとなるアラン・ラッド、ウィリアム・ホールデン、ロック・ハドソンらスターの初期主演作に加え、ウエスタン黄金期の歴史とともに活躍したランドルフ・スコット、オーディ・マーフィらの定番作品、さらにのちにアメリカ大統領となるロナルド・レーガンの主演作など、多彩な14作品をセレクトしてお届けします。
アクション、サスペンス、ヒューマンドラマ・・・映画の醍醐味がたっぷり詰まった西部劇の魅力をぜひご堪能下さい。
例によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!
上映期間:2月6日(月)~17日(金)
上映作品(全作品アメリカ映画・DVD上映)
『テキサス決死隊」Streets of Laredo(1949年/カラー/93分)
監督:レスリー・フェントン
製作:ロバート・フェローズ
原作:ルイス・スティーヴンス エリザベス・ヒル
脚本:チャールズ・マークィス・ウォーレン
撮影:レイ・レナハン
音楽:ヴィクター・ヤング レイ・ハインドーフ
出演:ウィリアム・ホールデン ウィリアム・ベンディックス モナ・フリーマン マクドナルド・ケリー
アルフォンソ・ベドヤ
★駅馬車強盗を稼業としているジム、ローン、ワフーの3人組はテキサスの街道を荒し回っていた。ある日、3人は悪党のチャーリーがある家を襲撃するのを見て、そこに住む女性ラニーを救出し知り合いの牧場に預けて、3人は一旦別れる。2年後、ジムとワフーは偶然ローンがテキサス警備隊の馬車を襲撃しようとしてる のを見つけ、ローンを殴り倒し彼を留置場に送り込む。このことがあってジムとワフーはテキサス・レンジャースに入隊するが、友達のよしみでローンを密かに 逃がしてやる事に。一方、悪党チャーリー一味に保安官や隊員が殺害される事件が起き、ジムは敵地に単身乗り込みチャーリーを倒す。ローンはジムをある計画 に誘うが断られた腹いせにジムを逆恨みし、悪の道に突き進んで行く。1845年、テキサス独立によって創設された自警団テキサス・レンジャーの活躍を描いた娯楽西部劇でキング・ヴィダーの『テキサス決死隊』(’36)のカラー版リメイク。
上映日:2/9(木)&16(木)18時40分~
『帰って来た男』Return of The Frontiersman(1950年/カラー/74分)
監督:リチャード・L・ベア
製作:ソウル・エルキンス
脚本:エドナ・アンハルト
撮影:ペヴァレル・マーレイ
音楽:デヴィッド・バトルフ
出演:ゴードン・マクマレイ ジュリー・ロンドン ロリー・カルフーン ジャック・ホルト フレッド・クラーク
★保安官サムの息子ローガンは、牧場主殺害事件の嫌疑をかけられ留置場につながれる。彼の親友の新聞記者ララビーがある夜、密かに彼の房に拳銃を投げ込みローガンを脱獄させる。同じ頃、銀行が襲撃されその中の一人がローガンに似ていた。だがローガンは、知り合いの医師の娘ジャニーと共に自らの無実を証明するた め密かに動いていた。ある時、2人の覆面の男たちが強盗しているのを目撃、親友に相談しようと新聞社に押し掛けるが彼は留守だった。ローガンはそこで、一 連の事件を影で操っていたのが親友ララビーだった証拠を発見する。ランドルフ・スコットの『拳銃(コルト)45』『グレートロックの決斗』など、西部劇の プロデューサーとして知られるソール・エルキンスが製作した西部活劇。独特のハスキー・ボイスの歌手としても人気を博した、ジュリー・ロンドンがジャニー 役で美貌を披露している。
上映日:2/6(月)&13(月)17時10分~
『平原の勇者』Fighting Man of The Plains(1949年/B&W/94分)
監督:エドウィン・L・マリン
製作:ナット・ホルト
原作:フランク・グルーバー
脚本:フランク・グルーバー
撮影:フレッド・ジャックマン・Jr
音楽:ポール・ソーテル
出演:ランドルフ・スコット ビル・ウィリアムズ ヴィクター・ジョリイ ジェーン・ナイ デイル・ロバートソン
★南北戦争中。カンザス州を荒し回ったクワントル・ゲリラ団の一人ジム・ダンサーは、兄の仇スローカムと間違えて彼の弟を殺してしまう。戦後、ジムは仲間と別 れて西部を渡り歩く無法者になっていた。その頃、カンザスのラニヤードの町を支配するボスになっていたスローカムは、ジムに弟を殺され自分も狙われている と思い、シカゴのピンカートン探偵社のカミングスを雇い無法者のジムを捕らえさせた。ところがジムをカンザスに連行中に増水した川でカミングスが不慮の死を遂げる。これを機にジムはカミングスに成り済まし、カンザスのピンカートン支社に出頭して、ジムを捕らえたが事故で死んだと告げる。支社ではジムの顔を 誰も知らなかったのだ。ジムは探偵社を退職して町で鉄道工事の仕事に就いたが、スローカムが鉄道会社と結託して鉄道を町に引き入れ暴利を得ようとしてることを知る。数々のスコット西部劇の製作で名高いナット・ホルトと監督マリンが組んだ胸のすく西部劇。この作品でデビューしたデイル・ロバートソンがジェシー・ジェイムス役で登場する。
上映日:2/8(水)&15(水)18時40分~
『大雪原の決闘』Back to God’s Country(1953年/カラー/78分)
監督:ジョセフ・ペヴニー
製作:ハワード・クリスティ
原作:ジェームズ・オリヴァー・カーウッド
脚本:トム・リード
撮影:モーリー・ガーツマン
音楽:フランク・スキナー
出演:ロック・ハドソン スティーヴ・コクラン マーシャ・ヘンダーソン ヒュー・オブライアン
★1870年代の北米カナダの西の果てのある地方で、ブレークとその相棒ハドソンは一人のエスキモーを殺し、彼の地図と犬ぞりたちを略奪した。帆船の船長ピーター・キースと妻のドロレスが毛皮の積荷と共に町に到着した。ブレークとハドソンは共謀して、海が氷の多い時期になって船が出帆できなくなるまで、キースの船を 船着き場に引き止めようとする。ブレークは毛皮と妻の両方を手に入れようとしていたのだ。ブレークはキースの乗組員を密かに説得して船から下ろさせ、船の コックを殺しドロレスを襲おうとする。だが、キースに発見されたことから凄まじい殴り合いになる。氷に覆われた極北の町を舞台に展開されるアドベンチャー&アクション。
上映日:2/10(金)&17(金)17時10分~
『誇り高き反逆者』The Proud Rebel(1958年/カラー/103分)
監督:マイケル・カーティス
製作:サミュエル・ゴールドウィン・Jr
原作:ジェームズ・エドワード・グラント
脚本:ジョセフ・ペトラッカ リリー・ヘイワード
撮影:テッド・マッコード
音楽:ジェローム・モロス
出演:アラン・ラッド デヴィッド・ラッド オリヴィア・デ・ハヴィランド ディーン・ジャガー ジョン・キャラダイン ハリー・ディーン・スタントン
★南北戦争で妻と自宅を失ったジョン・チャンドラーは、息子のデヴィッドと愛犬ランスを連れて北部のアビデンにやって来た。デヴィッドは母が殺されたショックで唖になり、親子は名医を探して旅を続けていた。ジョンは彼らに同情した女牧場主のムーアの下で働く事になるが、貧しい南部出身の彼らに周囲は冷たく嫌がらせが堪えない。ある時、ジョンはランスを欲しがる商人に愛犬を手放し、子供の手術代を得るが失敗してしまう。愛犬を失った息子は狂ったように探し回る が、ランスはすでに親子を目の敵にする悪党の手に渡っていた。やがて押さえに押さえていたジョンの怒りが爆発する。数多くのジャンルの作品を発表した職人監督マイケル・カーティスの感動西部劇。ラッドの実の息子デヴィッド・ラッドが初々しくデビューしたのも話題になった。
上映日:2/6(月)&13(月)18時40分~
『アパッチ峠の闘い』The Battle at Apache Pass(1952年/カラー/85分)
監督:ジョージ・シャーマン
製作:レナード・ゴールドスタイン
脚本:ジェラルド・ドレイソン・アダムズ
撮影:チャールズ・P・ボイル
音楽:ハンス・J・サルター
出演:ジョン・ランド ジェフ・チャンドラー スーザン・キャボット ビヴァリー・タイラー リチャード・イーガン ジャック・イーラム ヒュー・オブライアン
★南北戦争が勃発した1862年のニュー・メキシコのとある地域。合衆国騎兵隊の将校であるジム・コルトン少佐はアパッチ族の若き酋長コーチーズと友好的な関係を保つ優秀ななリーダーだった。しかし、コルトン少佐は腐敗し政治的な野心を持ったインディアン管理官ベイラーによって、その名声を傷つけられていた。彼は偽の攻撃を仕掛け、地元農民の息子を誘拐していたのだ。コルトンはその調査で留守の間、西部に来たばかりで名を遂げる事しか考えてないバスコム中尉に、ベイラーはこの事件はコーチーズの仕業と思い込ませるのだった。そんな中、アパッチ族に対する遠征に出発した事から騎兵隊との全面戦争へと突き進んでく。史実にある1861年の”バスコム事件”と’62年の”アパッチ峠の戦い”を取り混ぜて作られたインディアン戦争映画。’52年の4月に興収1位を記録するなど大ヒットした。
上映日:2/10(金)&17(金)15時30分~
『荒野の襲撃』Pony Soldier(1952年/カラー/82分)
監督:ジョセフ・M・ニューマン
製作:サミュエル・G・エンゲル
原作:ガーネット・ウェストン
脚本:ジョン・C・ヒギンズ
撮影:ハリー・ジャクソン
音楽:アレックス・ノース
出演:タイロン・パワー キャメロン・ミッチェル ペニー・エドワーズ ロバート・ホートン トーマス・ゴメス リチャード・ブーン
★1876年、カナダ・インディアンのクリーク族は国境を越えてアメリカのモンタナ州に侵入し、騎兵隊の猛攻撃をうけ数名の白人を人質にして退却した。だが、部族の血気盛んなコナーは小部隊を率いてさらに駅馬車を襲撃し、若い娘エメラルドとカウボーイのジェスを捕らえてカナダに引き上げて行った。カナダの北西騎馬警官隊は人質解放役として、マクドナルドをインディアンの野営地に派遣して酋長と交渉するが決裂する。そして、即座に退去を言い渡される。その時、空に不思議な蜃気楼現象が現れ、事態は予期しない方向につき進んで行く。サタディ・イヴニング・ポストに掲載されたガーネット・ウエストンの小説を、ニューマンが監督した北西騎馬警官隊の活躍を描いた作品。テクニカラーで撮影された警官隊の”真紅の制服”が全編鮮やかな印象を焼き付ける。
上映日:2/9(木)&16(木)15時30分~
『ガンスモーク』Gunsmoke(1953年/カラー/79分)
監督:ネイザン・ジュラン
製作:アーロン・ローゼンバーグ
原作:ノーマン・A・フォックス
脚本:D・D・ボーチャンプ
撮影:チャールズ・P・ボイル
出演:オーディ・マーフィ スーザン・キャボット ポール・ケリー チャールズ・ドレイク メアリー・キャッスル ジャック・ケリー ジェシー・ホワイト ドナルド・ランドルフ
★流れ者のガンマン、キットレッジは、サクソン牧場のドン・サクソン暗殺を悪党一味から言い渡され、牧場に乗り込む。だが、サクソンとその娘リタに接近するとともに一味の真実を知り、彼らの牧場と牛を守ることが自分の生きる道だと思い込むようになる。裏切られたことを知った悪党一味はサクソンとキットリッジに狙いをつけてくる。童顔、小柄で俊敏な身のこなしで西部劇に新風を吹き込んだマーフィーが、『早撃ち無宿』(’53)の前にネイザン・ジュランとコンビを組んだアクション西部劇。同じタイトルの作品では、テレビ西部劇史上最も人気が高く1955年から21年間続いた『ガンスモーク』(主演;ジェームス・アーネス)がある。
上映日:2/6(月)&13(月)14時~
『曠野の志士』Tumbleweeds(1925年/B&W/78分)
監督:キング・バゴット
脚本:C・ガードナー・サリヴァン
撮影:ジョセフ・H・オーガスト
出演:ウィリアム・S・ハート バーバラ・ベッドフォード ルシアン・リトルフィールド J・ゴードン・ラッセル リチャード・R・ニール
★1893年、オクラホマ州とカンサス州の間にまたがる細長い狭地チェロキー・ストリップは、白人入植者とチェロキー族との緩衝地帯として取り残された土地であった。ドン・カーヴァーが牧童頭を勤めるボックス・K牧場も、定住者のいないこの緑豊かな水利のよいこの遊牧地を古くから利用していた。だがチェロキー・ストリップが入植者に開放されるという噂が流れた。土地が解放されると彼らの牧場は立ち行かなくなるため、カーヴァーは牧童を連れてコールドウェルの町に事の真相を確かめに行く。彼らが町で見たものは入植者たちでふくれあがったランド・ラッシュ直前の異様な光景だった。1864年生まれのサイレント西部劇の大スターで実在のワイアット・アープとも友人だったという、ウイリアム・S・ハートの記念すべき最後の出演作。
上映日:2/10(金)&17(金)14時~
『荒くれ男』Stampede(1949年/B&W/76分)
監督:レスリー・セランダー
製作:ジョン・C・チャンピオン ブレイク・エドワーズ
原作:エドワード・ビヴァリー・マン
脚本:ジョン・C・チャンピオン ブレイク・エドワーズ
撮影:ハリー・ニューマン
音楽:エドワード・ケイ
出演:ロッド・キャメロン ゲイル・ストーム ジョニー・マック・ブラウン ドン・キャッスル ジョン・ミルジャン
★マイクとティムのマッコール兄弟は、アリゾナの広大な牧場を取り仕切り数多くの牛を放牧していた。無法者のスタントンとコックスは、開拓者たちを言葉巧みに騙して、周辺の荒れ地を彼らに売り渡していた。それらの土地の水利はマッコール兄弟の土地にある湖のダムにあるのだが、二人はダムを開けようとはしなかった。だが開拓者の一人、ドースンの娘コニーの勝ち気な魅力にティムが惹かれた事から事態が予想外の展開に発展していく。だが、スタントン一味はダムを破壊し、牧場を襲い牛を大暴走させる暴挙に出てマッコール兄弟を追いつめていく。スケールの大きなアクション西部劇で、特に”スタンピード”(原題)した数百頭の牛が失踪したまま大断崖から真っ逆さまに落ちていくシーンの迫力は圧巻。
上映日:2/8(水)&15(水)17時10分~
『牧場荒し』The Redhead from Wyoming(1953年/カラー/77分)
監督:リー・ショレム
製作:レナード・ゴールドスタイン
原作:ポリー・ジェームズ
脚本:ポリー・ジェームズ ハーブ・メドウ
撮影:ウィントン・ホック
音楽:ジョセフ・ガーシェンソン
出演:アレックス・ニコル モーリン・オハラ アレクサンダー・スコービイ ジャック・ケリー ウィリアム・ビショップ デニス・ウィーヴァー ジーン・クーパー
★舞台はワイオミングのスィートウオーター。この町を陰で牛耳る卑劣な悪漢ジム・エイベレルは無法者のジョーンズと企んで、牧場主と開拓農民たちとの間に争いを起こし、そのどさくさに紛れて牛の群れを盗もうとしていた。そのためエイベレルは酒場をやらせているケイトも盗んだ牛の処理に利用していた。一方、保安官スタンは牧場主と開拓民との争いを止めさせようと必死に立ちまわる。だが、エイベレル一味は放牧地戦争をあおり立てようと次々に問題を起こし、両者は一触即発の状況に追いつめられて行く。ジョン・フォードの『静かなる男』に続いて、出演した赤毛のモーリン・オハラが酒場で発する高潔なオーラが最後まで惹きつける。
上映日:2/9(木)&16(木)17時10分~
『荒馬サンダーホーフ』Thunderhoof(1948年/B&W/77分)
監督:フィル・カールソン
製作:テッド・リッチモンド
脚本:ハル・スミス
撮影:ヘンリー・フリューリッヒ
編集:ジェローム・トムス
出演:プレストン・フォスター メアリー・スチュアート ウィリアム・ビショップ
★テキサスの牧場主スコッティ・メーソンは野生の馬を求めて、若妻のマルガリータと使用人の牧童キッドを連れてメキシコの砂漠地帯に入った。キッドは10年前スコッティに流砂で命を救ってからは、弟で相棒だと思い育ててきた。だが、キッドはそんな彼のしがらみから逃れようと二人は殴り合いになる。そこへ、日頃スコッティが追いかけている馬サンダーホーフが現れる。二人は喧嘩を止め追いかけていくが、スコッティは捕獲の途中に脚を骨折してしまう。だが、無事サンダーホーフを捕獲することに成功する。三人はテキサスへと戻り始めるが、国境を越える前にキッドはマルガリータと恋に落ち、スコッティが次第に邪魔になってくる。’50年代のB級フィルム・ノワール作品で高い評価を受けるカールソンの異色西部劇の佳作。
上映日:2/8(水)&15(水)15時30分~
『拳銃街道』Trail Street(1947年/B&W/84分)
監督:レイ・エンライト
製作:ナット・ホルト
原作:ウィリアム・コーコラン
脚本:ノーマン・ヒューストン ジーン・ルイス
撮影:J・ロイ・ハント
音楽:ポール・ソーテル
出演:ランドルフ・スコット アン・ジェフリーズ ジョージ・“ギャビー”・ヘイズ マッジ・メレディス スティーヴ・ブロディ ロバート・ライアン
★南北戦争が終わって間もない1880年。国土も人心も荒廃していたカンザス州リベラルの町は無法地帯になっていた。特に牛を売るために町に来る牧童たちの暴虐ぶりは激しく、損害を受ける農民たちの我慢も限界に達していた。そうした状況の中、町は秩序回復のためにドッジ・シティでの活躍で一躍名を挙げた、バット・マスターソンを保安官として町に呼び寄せる。町に着いたマスターソンは、まず町にたむろする牧童たちの拳銃を、町を出る時まで預かるという行動に出て取り上げる。不動産業者ののアレンが暴れ者の牧童ラーキンに、危うく殺されそうになったところをマスターソンは助ける。ラーキン達を裏で牛耳る悪のボスが、表向きは温和な町民を装っているモーリーで、酒場のマスター、カーモディがその相棒である事を突き止める。やがて、マスターソンとモーリ一一味との壮絶な闘いがリべラルの町に勃発していく。スコットが西部開拓時代の名保安官バット・マスターソンを演じた娯楽西部劇。
上映日:2/6(月)&13(月)15時30分~
『最後の砦』The Last Outpost(1951年/カラー/89分)
監督:ルイス・R・フォスター
製作:ウィリアム・C・トーマス
原案:デヴィッド・ラング
脚本:ジェフリー・ホームズ ジョージ・ワーシング・イエーツ ウィンストン・ミラー
撮影:ロイヤル・グリッグス
音楽:ルシアン・カイリエ
出演:ロナルド・レーガン ブルース・ベネット ロンダ・フレミング ビル・ウィリアムズ ピーター・ハンソン ノア・ビアリー・Jr
★南北戦争時、ヴァンス・ブリトン大尉は北軍出身だったが、南軍の一員としてサンタフェ街道を経由して北軍に武器・弾薬が入るのを防ぐ任務をこなしていた。皮肉にも彼の部隊に対抗する北軍の指揮官は兄ブリトン大佐だった。やがて武器密売業者のサム・マクラウドはこの争いにアパッチ・インディアンも巻き込む。以前ヴァンスと婚約していたサムの妻ジュリーは夫の悪巧みを知り悩むが、サムはアパッチに事の真相を知られたため殺された。その地方のアパッチ族の若酋長ジェロニモは犯人として投獄された事から、騎兵隊とアパッチとの全面戦争に突き進んでいく。’50年代に西部劇、戦争映画などのアクション映画に出演したレーガン主演の南北戦争余話。2年後『シェーン』でオスカー撮影賞を受賞するキャメラマン、ロイヤル・グリッグスが捉えたテクニカラーの鮮やかな映像美が見事。
上映日:2/10(金)&17(金)18時40分~
『スニークプレビュー』
上映日:2/8(水)&9(木)13時40分~、2/15(水)14時~、2/16(木)13時~
入場料:1300円均一(当日券のみ)
※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 4本連続鑑賞4500円
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