top of page

欧米クラシック・シリーズ74

西部劇傑作特集

西部を駆ける恋.jpg
赤い山.jpg
フレンチ―.jpg
シルバーシティ.jpg
エルパソ.jpg
鉄路に賭ける男.jpg
スー族の叛乱.jpg
ブラックバート.jpeg

欧米クラシック・シリーズ​​第74弾は73弾に引き続き、1950年代、カラー映画主流となる過渡期に製作された西部劇の佳作を中心にお楽しみいただく西部劇傑作特集です。

ウエスタンのスーパースタージョン・ウェインの現代劇風西部劇『西部を駆ける恋』、『シェーン』で不動の地位を築く前のアラン・ラッドが主演した『赤い山』、名バイプレイヤーとして幾多の傑作に出演したエドモンド・オブライエンの稀少な主演作『シルバー・シティ』、『鉄路に賭ける男』など、多彩な8作品をセレクトしてお届けします。

​アクション、サスペンス、ヒューマンドラマ・・・映画の醍醐味がたっぷり詰まった西部劇の魅力をぜひご堪能下さい。

によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

上映期間:3月13日(月)~17日(金)

上映作品(全作品アメリカ映画・DVD上映)

『西部を駆ける恋』A lady takes a chance(1943年/B&W/86分)

監督:ウィリアム・A・サイター

製作:フランク・ロス

原作:ジョー・スワーリング

脚本:ロバート・アードリー ガーソン・ケニン

撮影:フランク・レッドマン

音楽:ロイ・ウェッブ

出演:ジーン・アーサー ジョン・ウェイン チャールズ・ウィニンガー フィル・シルヴァース メアリー・フィールド ドン・コステロ

★ニューヨークの銀行員モリーは休暇で西部遊覧旅行のバス旅行に出かけるが、退屈な旅だった。しかし、オレゴン州のフェアフィールドに立ち寄った時、街ではカウボーイのロデオ大会が開催されておりモリーはそこでカウボーイのデュークと出会う。二人はすっかり意気投合、モリーは初めて西部に来たかいあったと感じ、バスの出発時間を忘れてジュークと一緒に西部気分を満喫する。モリーはバスに乗り遅れた。デュークは相棒ワコと一緒にモリーをニューヨークに連れ帰ろうとバスで出発する。『平原児』『スミス都へ行く』などで当時名女優として人気を博していたジーン・アーサーが『駅馬車』のジョン・ウエインと共演したコメディ・タッチの現代西部劇。この作品は1946年に日本で公開された西部劇2本のうちの1本である。因みにもう1作は『荒野の決闘』。

上映日:3/13(月)&16(木)15時40分~

 

『赤い山』Red Mountain(1951年/B&W/84分)

監督:ウィリアム・ディターレ

製作:ハル・B・ウォリス

原作:ジョージ・F・スレヴィン ジョージ・W・ジョージ

脚本:ジョン・メレディス・ルーカス ジョージ・W・ジョージ ジョージ・F・スレヴィン

撮影:チャールズ・ラング・Jr

音楽:フランツ・ワックスマン

出演:アラン・ラッド リザベス・スコット アーサー・ケネディ ジョン・アイアランド ネヴィル・ブランド ジェフ・コーリイ

★1865年、南北戦争も終わりに近づいた頃コロラドの鉱物検査官事務所に賊が押入り検査官が殺害される。残された弾丸が南軍のものだったことから南部人レーンが犯人とされ縛首にかけられようとした瞬間、レーンは南軍大尉のシャーウッドに救出され、2人は追手を巻き逃げのびる。シャーウッドは南軍のゲリラとなって北軍と戦っているクアントリルのゲリラ部隊に入ろうとしていて、検査官を殺してレーンの仕業と見せかけた犯人も彼だった。それを知ったレーンは直ちに保安官事務所に引き立てようとしたがシャーウッドは逃げ去る・・・。南北戦争を背景にしたアクション満載の西部劇で、『ジェニーの肖像』などのディターレ監督の重厚な演出ぶりが際立つ。

上映日:3/13(月)&16(木)17時20分~

 

『フレンチー/復讐への道』Frenchie(1950年/カラー/77分)

監督:ルイス・キング

製作:マイケル・クレイク

脚本:オスカー・ブロドニー

撮影:モーリー・ガーツマン

音楽:ハンス・サルター

出演:シェリー・ウィンタース ジョエル・マクリー ポール・ケリー エルザ・ランチェスター マリー・ウィンザー ジョン・ラッセル ジョン・エメリー ジョージ・クリーヴランド

★フレンチー・フォンティーヌはニューオーリンズで成功しているカジノのオーナーだが、その悪名は新しくカジノをオープンしようと思っている西部の町ボルトネックにも届いていた。だが彼女の真の目的はある復讐のためだった。父親を殺したランバートに昔の仮りを返すためにフレンチーは故郷に戻ってきた。彼女の計画はチャカラックというライバルの町でランバートの悪どい方法で手に入れた利権を脅かしながら少しづつ追い詰めていこうというものだった。トム・バニング保安官はなんとか平和を保とうとしてフレンチーに町を出るよう圧力をかけるのだが・・・。アカデミー助演女優賞を二度受章し、生涯150本以上の作品に出演したウインタースが『ウインチェスター銃’73』に続いて出演した痛快西部劇。

上映日:3/15(水)&17(金)19

 

『シルバー・シティ』Silver City (1951年/カラー/90分)

監督:バイロン・ハスキン

製作:ナット・ホルト

脚本:フランク・グルーバー

撮影:レイ・レナハン

音楽:ポール・ソーテル

出演:イヴォンヌ・デ・カーロ エドモンド・オブライエン リチャード・アーレン グラディス・ジョージバリー・フィッツジェラルド ローラ・エリオット

★1870年頃の西部の銀鉱の街シルバー・シティ。モファットは鉱山の分析技師として友人のストースと共に鉱山会社を経営していたが、3年前、強盗に襲われ大事な鉱山分析表を盗まれてしまう。だが実は強盗はモファットとグルだったのだ。その噂はいつしか広まり、モファットは常に過去の陰に脅かされて口数の少ない男になっていた。ある日、キャンディスという若い娘が父親と共に事務所に訪れ自分達が所有する鉱山の分析の依頼してきた。調べてみると多量の銀を含んだ鉱石を持った鉱山だったが、彼等の鉱山の借用期限が残り12日しかないことが判明したことから、噂を聞きつけた悪党達がシルバー・シティー目指し集まってきた。『宇宙戦争』などで知られるバイロン・ハスキン監督のアクション西部劇。

上映日:3/15(水)&17(金)13時50分~

 

『エル・パソ 熱風の町』el paso(1949年/カラー/103分 )

監督:ルイス・R・フォスター

製作:ウィリアム・H・パイン ウィリアム・C・トーマス

原作:J・ロバート・ブレン グラディス・アトウォーター

脚本:ルイス・R・フォスター

撮影:エリス・W・カーター

音楽:ダレル・カルカー

出演:ジョン・ペイン ゲイル・ラッセル スターリング・ヘイドン ジョージ・“ギャビー”・ヘイズ ヘンリー・ハル メアリー・ベス・ヒューズ

★南北戦争後、南軍大尉だったフレッチャーは故郷には戻らず恋人スーザンが住むエル・パソに向かう。だが町は彼女の父ジェファーズ判事が町のボス、ドナーたちの手先になって、酒に溺れながら不法な裁判を行っていた。クレイは町の腐敗ぶりとドナー一味の悪行を見るに忍びず、メキシコ人牧場主ナーチョなどの支援を受けながら彼らに戦いを挑んでいく・・・。小気味良いアクションがシネカラー画面に展開される西部劇で、マーチン・スコセッシは自身の西部劇ベストの1本に選んでいる。

上映日:3/13(月)&16(木)13時50分~

 

『鉄路に賭ける男』Denver and rio grande(1952年/カラー/89分)

監督:バイロン・ハスキン

脚本:フランク・グルーバー

撮影:レイ・レナハン

音楽:ポール・ソーテル

出演:エドモンド・オブライエン スターリング・ヘイドン ディーン・ジャガー ザス・ピッツ J・キャロル・ネイシュ

★1870年代後半、元騎兵隊の将校ジム・ヴェッサーはロッキー山脈を横切るデンバー・アンド・リオグランデ鉄道の建設責任者だ。そこに立ちふさがるのが、誠実さに欠けた冷酷な男マッケイブ。彼はジムの施設計画より先にキャニオンシテイとサンフアンを結ぶ鉄道を敷こうと画策している。やがて二人の対立は双方のゲリラ戦をきっかけに、抜き差しならない戦闘へと突き進んでいく・・・。1951年~’52年にかけて3本の西部劇を作った『宇宙戦争』などのバイロン・ハスキン監督とエドモンド・オブライエンのコンビによる1本。主役の二人を始めとするキャストが素晴らしい。

上映日:3/15(水)&17(金)15時40分~

 

『スー族の叛乱』The great sioux uprising(1953年/カラー/77分)

監督:ロイド・ベーコン

製作:アルバート・J・コーエン

原案:J・ロバート・ブレン グラディス・アトウォーター

脚本:メルヴィン・レヴィ J・ロバート・ブレン グラディス・アトウォーター

撮影:モーリー・ガーツマン

出演:ジェフ・チャンドラー フェイス・ドマーグ ライル・ベトガー グレン・ストレンジ ジョセフ・コットン ダーレン・マクギャヴィン

★西部開拓地の馬商とは思えないきらびやかな女性ジョーン・ブリットンと気まぐれで不誠実な男クックはともに南北戦争時代、ワイオミング準州の連邦軍に馬を提供していた同業仲間である。」南軍のチェロキー族のワテイ将軍が連邦軍に対してスー族を先導していると噂されている時、クックはタイミング悪くスー族の馬の群れを盗もうとしていた。そこへジョーンに密かな想いを寄せるジョナサン・ウエストゲートが登場し、クックの泥棒を未然に阻止し、やがて勃発寸前だった熾烈なインディアン戦争をたった一人で防ぐのだった・・・。『折れた矢』『戦いの矢』などの西部劇で独特の存在感を披露したチャンドラー主演の西部劇。

上映日:3/13(月)&16(木)19

 

『無法者ブラック・バート』Black bart(1948年/カラー/78分)

監督:ジョージ・シャーマン

製作:レナード・ゴールドスタイン

原案:ルーシー・ウォード ジャック・ナットフォード

脚本:ルーシー・ウォード ジャック・ナットフォード ウィリアム・バワーズ

撮影:アーヴィング・グラスバーグ

出演:イヴォンヌ・デ・カーロ ダン・デュリエ ジェフリー・リン パーシー・キルブライド ロイド・ガフ フランク・ラヴジョイ ジョン・マッキンタイア ドン・ベドー レイ・ウォーカー

★血気盛んな無法者チャーリー・ボールズ(ブラック・バート)は相棒だったランスとジャージーに別れを告げ、ゴールドラッシュが始まりかけていたカリフオルニアに向かう。程なくしてウエルズ・フアーゴ銀行の金を積んだ駅馬車が全身黒ずくめの男に襲撃される強盗事件が発生し始める。そして、運命の日、黒ずくめの男ブラック・バートが襲撃した駅馬車には、なんと旧友のランスとジャージー、そしてサクラメントでの公演に向かう評判のダンサー、ローラ・モンテスが乗っていたことから事態は予期しない展開を見せ始める・・・。『100万ドルの決斗』『黄金の銃座』ほか多くの西部劇を作ったシャーマン監督の異色西部劇。“セックスアピールを持つヒール”と称され、戦後最も著名な悪役俳優の一人ダン・デュリエが主人公ブラック・バートを怪演する。

上映日:3/15(水)&17(金)17時20分~

『スニークプレビュー』

上映日:3/13(月)11時50分~、3/15(水)11時40分~、3/16(木)&17(金)12

入場料:1300円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 4本連続鑑賞4500円 5本連続鑑賞5500円​

Copyright (C) 2015 copyrights.cinema novecento All Rights Reserved. © 2015 by Cinema Novecento Films. Proudly created with Wix.com

運営会社:株式会社シネマノヴェチェント 〒220-0051 横浜市西区中央2-1-8 岩崎ビル2F  ☎045(548)8712 eメール:info@cinema1900.yokohama

FILM INFORMATION

PCの場合 ポスタークリックで作品ページにジャンプ!マウスをスライド左右端に添えると画面移動します

モバイルの場合 ポスタークリックで作品ページにジャンプ!スライドを左右に移動すると画面移動します

bottom of page