欧米クラシック・シリーズ​​第51弾は、トーキー黎明期からハリウッドで活躍した名匠の一人、ルーベン・マムーリアン監督の特集です。

生涯手掛けた作品は15本と決して多くはありませんが、メロドラマやホラー、ミュージカルと幅広いジャンルでその手堅い演出手腕を発揮しました。

今回はトーキー初期の秀作『喝采』、マレーネ・ディートリッヒと組んだ『恋の凱歌』、ウィリアム・ホールデンのデビュー作『ゴールデンボーイ』など、スニークプレビューを含む6作品をチョイス。

古き良きハリウッド映画のテイストに酔いしれて下さい。

例によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

ルーベン・マムーリアン Rouben Mamoulian(1897年10月8日 - 1987年12月4日)

グルジア・トリビシ出身。モスクワ大学を卒業後、舞台監督になり1920年に公演でイギリスに渡る。翌年にはアメリカに移ってイーストマン劇場でオペラやオペレッタの演出を手掛けた。ニューヨークのシアター・ギルドを経てブロードウェイで数々のヒット作を出し、1929年にパラマウント映画に招かれて映画界入り。舞台の経験を映画製作にあたってすべて捨て去り、豊かな映画的テクニックを駆使して送り出した作品は15本と寡作だが、戦後も主にミュージカルの舞台演出を続けた。『虚栄の市』(1935)で早くもカラー作品を発表するなどトーキー創生期の映画界に多大の貢献をした。

 

 

 

上映期間 11月30日(月)~12月4日(金)

上映作品(全作品DVD上映)

『喝采』Applause(1929年/米/B&W/82分)

監督:ルーベン・マムーリアン

製作:モンタ・ベル ジェシー・L・ラスキー

原作:ベス・ブラウン

脚本:ギャレット・フォート

撮影:ジョージ・フォルシー

出演:ヘレン・モーガン ジョーン・ピアース フラー・メリッシュ・Jr ジャック・キャメロン ジャック・シンガー ヘンリー・ワズワース ドロシー・カミング

★場末のキャバレーで働くキティは荒んだ生活を送っていたが、娘が好青年と結ばれ思い残すことはないと毒をあおり、代役に立ち熱演する娘への喝采を聴きながら息を引き取るのだった。トーキーの特性を巧みな映像と共に最初に生かした作品。

 上映日:12月2日(水)&4日(金)19時~

『市街』City Streets(1931年/米/B&W/76分)

監督:ルーベン・マムーリアン

原作:ダシール・ハメット

脚本:マックス・マーシン

脚色:オリヴァー・H・P・ギャレット

撮影:リー・ガームス

出演:ゲイリー・クーパー シルヴィア・シドニー ポール・ルーカス ウィン・ギブソン

ガイ・キビー スタンリー・フィールズ ウィリアム・“ステージ”・ボイド ポーレット・ゴダード ゴードン・エリオット

★思いがけず悪の道に入った若者が恋人と共に犯罪組織から脱出するという物語。手段を選ばずに暗黒街の帝王にのし上がるという初期のギャング映画とは一線を画し、むしろ後に暗黒街を否定する傾向に走ったこの種の映画を先取りした作品と言えよう。その面からもクーパーは適役であった。

 上映日:11月30日(月)&12月3日(木)19時~

『今晩は愛して頂戴ナ』Love Me Tonight(1932年/米/B&W/89分)

監督・製作:ルーベン・マムーリアン

原作:レオポルド・マルシャン ポール・アルマン

脚本:サミュエル・ホッフェンスタイン ウォルデマー・ヤング ジョージ・マリオン

撮影:ヴィクター・ミルナー

音楽:リチャード・ロジャース ロレンツ・ハート

出演:モーリス・シュヴァリエ ジャネット・マクドナルド マーナ・ロイ チャーリー・ラグルス チャールズ・バターワース C・オーブリー・スミス

★パリに住むモーリスは陽気な仕立屋。彼のもとを遊び人のギルバート子爵が訪れ、あとで支払うという約束で高価な服を買い求めた。郊外の館に集金に行ったモーリスは、ジャネット姫に恋をして、子爵の友人として住みこむが、身分がバレて館を去ることになった。彼を愛するジャネット姫は馬に飛び乗り、去り行く列車を追うのだった。”・・・頂戴”が、風紀上の理由で”・・・頂戴ナ”になったというエピソードがある。

 上映日:12月2日(水)&4日(金)17時~

『恋の凱歌』The Song of Songs(1933年/米/B&W/86分)

監督・製作:ルーベン・マムーリアン

原作:ヘルマン・ズーデルマン

脚本:サミュエル・ホッフェンスタイン レオ・ビリンスキー

撮影:ヴィクター・ミルナー

音楽:ラルフ・レインジャー

出演:マレーネ・ディートリッヒ ブライアン・エイハーン ライオネル・アトウィル アリソン・スキップワース ハーディ・オルブライト ヘレン・フリーマン

★ベルリンの伯母の家に身を寄せた農家の娘リリーが、若き彫刻家リチャードのモデルになったことが切っ掛けで彼と愛し合うようになる。しかし、リチャードのパトロンがリリーを見初めたために、貧しかった彼はリリーのために身を引くのだった。スタンバーグ監督とアメリカに渡ったディートリッヒが、初めて他の監督と撮った作品。

 上映日:11月30日(月)&12月3日(木)15時~

『ゴールデン・ボーイ』Golden Boy(1939年/米/B&W/99分)

監督:ルーベン・マムーリアン

製作:ウィリアム・パールバーグ

原作:クリフォード・オデッツ

脚本:サラ・Y・メイソン ヴィクター・ヒアマン ルイス・メルツァー ダニエル・タラダッシュ

撮影:カール・フロイント

音楽:モリス・W・ストロフ ヴィクター・ヤング

出演:バーバラ・スタンウィック アドルフ・マンジュー ウィリアム・ホールデン リー・J・コッブ ジョセフ・カレイア サム・レヴェン エドワード・S・ブロフィ

★イタリア移民のジョーはバイオリンの腕を磨き、世に求められるようになった。一方で、父の労苦に報いるために、親孝行をしようとボクシングも習っていた。次第に頭角をあらわすのだが、試合でアクシデントが起こり、ジョーは窮地に追い込まれるのだった。ハリウッド黄金期のスター、ウィリアム・ホールデンのデビュー作。
上映日:11月30日(月)&12月3日(木)17時~

スニークプレビュー

上映日:12月2日(水)&4日(金)15時~

入場料:1300円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 

欧米クラシック・シリーズ51

ルーベン・マムーリアン監督特集

 

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