永らくお休みしていた欧米クラシックシリーズが、日にち限定で復活します​​。

ジュネス企画からリリース仕立ての戦前戦後の知られざる名作群を1日4本、1回限りの限定上映！

2月2日はアメリカ映画篇として、社会派エンターテインメントの2大巨匠エドワード・ドミトリクとスタンリー・クレーマーがタッグを組んだフィルムノワールの傑作『狙撃者』、名匠ルイス・マイルストーンがアル・ジョンソン主演作のメガホンを取った『風来坊』など4作品を、2月9日はヨーロッパ映画篇として、クロード・レインズ＆ハーバート・ロムの2大英国名優に加え、先ごろ亡くなった『男と女』の名女優アヌーク・エーメが花を添える硬派ドラマ『汽車を見送る男』、『フレンチカンカン』、『ヘッドライト』などの名花フランソワーズ・アルヌールが汚れ役に挑んだ異色作『肉体の怒り』、イタリアを代表する巨匠ピエトロジェルミがフェデリコ・フェリーニの脚本を映像化し、ベネチア国際映画祭最優秀イタリア映画賞に輝いた『街は自衛する』など4作品をそれぞれ上映。

両日共、4本まとめて観るとお得な4本割あり！

前売だと更にお安くお楽しみいただけます！
ぜひこの機会をお見逃しなく！！

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上映日：2月2日（日）＆9日（日）

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上映作品（全作品DVD上映）

『狙撃者』The Sniper（1952年／米／B&W／88分）

監督：エドワード・ドミトリク

製作：スタンリー・クレイマー

原案：エドナ・アンハルト　エドワード・アンハルト

脚本：ハリー・ブラウン

撮影：バーネット・ガフィ

編集：アーロン・ステル

音楽：ジョージ・アンセイル
出演： アドルフ・マンジュー　アーサー・フランツ　ジェラルド・モーア　マリー・ウィンザー　フランク・フェイレン

★女性を憎悪する男が些細なことを理由にライフル銃で連続殺人事件を起こして人々を恐怖に陥れていた。一方、彼には忌まわしい過去があり、本人も殺人への衝動ｗくぉ抑えられないことに苦悩しているのだった。異常犯罪者を主人公にしたフィルム・ノワールの傑作。

上映日：2/2（日）14時～

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『風来坊』Hallelujah, I'm a Bumb!（1933年／米／B&W／82分）監督：ルイス・マイルストーン
撮影：ルシアン・アンドリオ
音楽：アルフレッド・ニューマン

出演：アル・ジョルソン　マッジ・エヴァンス　フランク・モーガン　ハリー・ラングドン　チェスター・コンクリン　タイラー・ブルック

★生まれながらの風来坊であるバンパーはニューヨークのセントラル・パークで仲間と共にきままな暗しを送っていた。或る時、彼は川に身投げをした若い女性を救ったことから、今の自堕落な生活を立て直そうと決心する。全編に音楽と歌が散りばめられ、リズミカルなセリフと共に物語進められる音楽ファンタジー。

上映日：2/2（日）15時40分～

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『六月十三日の夜』 The Night of June 13thFanny（1932年／米／B&W／78分）

監督：スティーヴン・ロバーツ

原作：ヴェラ・キャスパリー

脚本：アグネス・ブランド・リー　ブライアン・マーロウ

撮影：ハリー・フィッシュベック

出演：ライラ・リー　クライヴ・ブルック　フランシス・ディー　チャールズ・ラグルス　メアリー・ボーランド　エイドリアンヌ・アレン　ヘレン・ジェローム・エディ　ジーン・レイモンド　チャーリー・グレープウィン

★４軒の家が並ぶ郊外で起こった事件を巡る複雑な人間関係を描いた佳作。姉妹で住むブレイク家の隣は、夫妻と息子と娘のトルーディの４人家族。その隣にはジョンとエレーナの夫妻が住み、残りはストローン家である。６月13日の夜、夫とトルーディの密通を疑ったエレーナが自殺を図ったことからジョンが逮捕された。隣人たちは、当初、自分たちに都合のいい証言に終始する・・・。

上映日：2/2（日）17時15分～

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『無冠の帝王』 The Finger Points（1931年／米／B&W／85分）

監督：ジョン・フランシス・ディロン

原案：ジョン・モンク・サウンダース　Ｗ・Ｒ・バーネット

脚本：ロバート・ロード
撮影：アーネスト・ホラー
音楽：デヴィッド・メンドーサ
出演：リチャード・バーセルメス　クラーク・ゲーブル　フェイ・レイ　ロバート・エリオット　レジス・トゥーミイ　オスカー・アッフェル　ロバート・グレックラー　ミッキー・ベネット　ハーマン・クランフェル　Ｊ・キャロル・ネイシュ　ノエル・マディソン

★ニューヨークの新聞社に転職した正義感あふれる男が無法地帯の取材を任されるようになる。やがて生計を立て直すためにギャングから賄賂を受け取り堕落堕落するまで。現代にも通用する社会派ドラマであり、ジャーナリズムの在り方を考えさせられる。

上映日：2/2（日）18時45分～

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『汽車を見送る男』The Man Who Watched Trains Go by（1953年／英／カラー／80分）

監督：ハロルド・フレンチ
撮影：オットー・ヘラー
音楽：ベンジャミン・フランケル
出演：クロード・レインズ　ハーバート・ロム　マリウス・ゴーリング　マルタ・トレン　アヌーク・エーメ　ルーシー・マンハイム　フェリックス・アイルマー　ファーディ・メイン　エリック・ポールマン

★オランダの港町で働く経理主任のポピンガは、いつかは汽車に乗って旅する身分になることを夢見ていた。そんな彼が社長の事故死を目撃したことで、思いがけず多額の金を持ってパリに渡り、女に人生を狂わされて破滅していくまでを描いている。

上映日：2/9（日）14時～

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『幻想交響楽』La Symphonie Fantastique（1944年／仏／B&W／90分）

監督：クリスチャン・ジャック
撮影：アーマン・ティラール
音楽：モーリス・ポール・ギーヨ
出演：ジャン=ルイ・バロー　ルネ・サン=シール　リーズ・ドラマール　ジュール・ベリ　ベルナール・ブリエ　ロジェ・ブラン

★[幻想交響楽]で知られるフランスの作曲家ベルリオーズの半生を描いた伝記映画。医学生として学びながら音楽を諦められないベルリオーズは、貧しさに耐えながら作曲に励んでいた。そんな彼を救ったのは長年に渡って思いを寄せていたオペラ歌手のマリーだった。ナチの占領時代に作られ、フランスでの公開の２年前にカナダで初上映されたといういわくつきの作品でもある。

上映日：2/9（日）15時30分～

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『肉体の怒り』La Rage au Corps（1954年／仏／B&W／93分）

監督：ラルフ・アビブ

製作：フーゴ・ベネデク　ジャック・ゴウチェ

脚本：ジャン＝クロード・オウレル　ジャック・コンパネーズ

台詞：ジャック・ナタンソン

撮影：ロジェ・ユベール

編集：アンリ・ルスト
音楽：ノルベルト・グランズバーグ
出演：フランソワーズ・アルヌール　レイモン・ペルグラン　フィリップ・ルメール　ジャン＝クロード・パスカル

★ 地方のダム工事の現場で炊事係として働く女は、欲望のおもむくまま快楽にふける異常性癖の持ち主であった。彼女は労働者のひとりと結婚の約束をしてパリに行くのだが、おさまることのない欲望が本人をも苦しめていた。パリジェンヌ、アルヌールが汚れ役を熱演している。

上映日：2/9（日）17時10分～

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『街は自衛する』La Citta Si Defende（1951年／伊／B&W／76分）

監督： ピエトロ・ジェルミ

脚本：フェデリコ・フェリーニ

撮影： カルロ・モントゥオーリ
音楽： カルロ・ルスティケリ
出演：ジーナ・ロロブリジーダ　ポール・ミューラー　レナート・バルディーニ　ファウスト・トッツィ

★社会から落ちこぼれた様々な生い立ちの４人の男たちが、サッカー競技場に押し入って売上金を強奪する。彼らが次第に追い詰められていく過程が切なく胸を打つ。ベネチア国際映画祭で最優秀イタリア映画賞を受賞に輝いた。

上映日：2/9（日）18時55分～

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​​タイムテーブル：

2月2日（日）アメリカ映画篇

14：00～15：30　『狙撃者』              

15：40～17：05　『風来坊』               

17：15～18：35　『六月十三日の夜』               

18：45～20：05　『無冠の帝王』 

                    

                           

​2月9日（日）ヨーロッパ映画篇

14：00～15：20　『汽車を見送る男』                  

15：30～17：00　『幻想交響楽』                      

17：10～18：45　『肉体の怒り』                      

18：55～20：10　『街は自衛する』                   

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入場料：各1500円均一（当日券のみ）

※4本割　前売5000円　当日5500円