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舩橋淳監督特集

「ある職場」

​「過去負う者」

 

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©2020 TIMEFLIES Inc.

舩橋 淳(ふなはし・あつし)

1974年生。東京大学卒業後、ニューヨークで映画制作を学ぶ。第一作『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞。第二作『Big River』(2006、主演オダギリジョー)はベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭等でプレミア上映された。2005年アルツハイマー病に関するドキュメンタリーで米テリー賞を受賞。2012年福島原発事故を描いた「フタバから遠く離れて」は、ベルリン国際映画祭でワールドプレミア、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴え、その後世界40カ国以上で公開された。2012年度キネマ旬報文化映画第7位。同スピンオフ作品「放射能 Radioactive」は仏Signes de Nuit国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞。2013年メロドラマ『桜並木の満開の下に』(主演:臼田あさ美、三浦貴大)はベルリン国際映画祭へ5作連続招待の快挙。日米葡合作「ポルトの恋人たち 時の記憶」(2018)では、主演柄本佑がキネマ旬報最優秀男優賞。日本のジェンダー不平等を問いかける最新作「ある職場」は東京国際映画祭2020に選ばれ、全国で公開中。著書は、「まだ見ぬ映画言語に向けて」(吉田喜重監督との共著、作品社)「フタバから遠く離れて」「フタバから遠く離れて 第二部」(ともに岩波書店)など。映画業界の構造改革を訴えかける運動action4cinema(代表:是枝裕和、諏訪敦彦)のメンバーとしても活躍中。

オフィシャルHP:Atsushi Funahashi – FILM DIRECTOR

社会派のテーマに独自のポジションで次々に斬り込んでゆく鬼才・舩橋淳監督

その舩橋淳監督の近作2作品を一挙上映します。

実在したセクシャル・ハラスメント事件に基づき、その後日談として創作されたフィクション『ある職場』、受刑者の採用を支援している実在の就職情報誌の活動にヒントを得て制作された『過去負う者』

両作品とも、現場で俳優と演技を煮詰めてゆく「ドキュメンタリーXドラマ」の演出手法を取り、劇映画の枠を超えた臨場感が国内外で高い評価を得ました。

2作品とも上映最終日に、舩橋淳監督他作品関係者をゲストにお招きしてのトークイベントを開催。

撮影秘話や、創作の源泉など、多岐に渡ってお話を伺います。

​この機会にインディーズの秀作2作品をぜひご覧下さい!

上映作品

『過去負う者』(2023年/BD/カラー/125分)

監督・脚本・撮影・編集・録音:舩橋淳

プロデューサー:舩橋淳 植山英美

出演:辻井拓 久保寺淳 田口善央 紀那きりこ 峰あんり 満園雄太 みやたに 伊藤恵 小林なるみ 平井早紀

​あらすじ:受刑者向けの就職情報誌「CHANGE」編集チームは、出所者の就職あっせんと更生支援をしていた。チームのひとり藤村(35)は、ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中(34)を担当し、中華料理屋に就職させたもののキレやすい性格でトラブル続き。女子児童へのわいせつ行為により2年服役した元教師・三隅(37)は、職に就いたとたんすぐ消息を絶ち、チームを落胆させる。薬物常習で2年服役後出所した森(30)は清掃会社で働くものの、長年続くコミュニケーション障害でなかなか社会にフィットできない。社会復帰に向けてもがき苦しむ元受刑者を目の当たりにした藤村らは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台『ツミビト』を公演するまでに至るのだが・・・。

映画『過去負う者』公式サイト (kako-oumono.com)

 

『ある職場』(2020年/BD/カラー&モノクロ/135分)

監督・脚本・プロデューサー・撮影・編集・録音:舩橋淳

出演:平井早紀 伊藤恵 山中隆史 田口善央 満園雄太

あらすじ:東京を中心に全国展開している一流ホテルチェーン<HOTELアストンヴィラ>で、フロントに務める女性職員、大庭早紀が、密室で上司によりセクシャル・ハラスメントを受けた。事件は瞬く間にホテルの内外に知れ渡り、SNS上で誹謗中傷を浴びて炎上する事態に発展する。暗い職場の空気にげんなりしたホテルスタッフたちは、あるとき湘南の海辺にある社員用保養所へ2泊3日の小旅行を企画した。せっかく海にやってきたのに、早紀はスマホに張り付いていた。ネットで繰り広げられるバッシングが心配で気が気でないのだ。同僚たちは「放っておいてバカンスを楽しもう」とアドバイスするが、早紀はSNSの掲示板にレスを続け、それがさらに炎上を生み、泥沼にはまってゆく・・・。

『ある職場』公式サイト (arushokuba.com)

 

 

上映期間:

7月22日(月)~28日(日)

上映タイムテーブル:

『過去負う者』

7月22日(月)~26日(金)18時~ ※23日(火)休館

28日(日)10時~【トークイベント付】

『ある職場』

7月22日(月)~26日(金)15時30分~ ※23日(火)休館

27日(土)10時~【トークイベント付】

トークイベントタイムテーブル:

7月27日(土)

10時~『ある職場』上映

12時15分~休憩

12時25分~トークショー ゲスト:舩橋淳監督 他予定 

13時20分終演
 

7月28日(日)

10時~『過去負う者』上映

12時05分~休憩

12時15分~トークショー ゲスト:舩橋淳監督 他予定 

13時15分終演

料金:各1600円均一(当日券のみ) 2本割3000円(当日券のみ) 7/27『ある職場』トークショー付&7/28『過去負う者』トークショー付 各前売2000円 当日2200円 

★なお、オンラインチケットは7/26 午前10時までの発売となります(ご入金は同日14時までにお願いします)。

FILM INFORMATION

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