
外国人差別を糾弾する!
「ワタシタチハ ニンゲンダ!」

©ライフ映像ワーク
2021年3月、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)が名古屋入管で死亡した。
彼女の死は長年ベールに包まれてきた入管の闇を明らかにするとともに、公権力による外国人差別の歴史を象徴する事件と言って過言ではない。
戦後、日本政府は、在日外国人の9割を占めていた韓国・朝鮮人の管理を主目的とする外国人登録法などを制定した。
そして後年、他国からの在留者が増えると、全ての外国人に対する法的・制度的な出入国管理政策を強化してきた。
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在日コリアン/高校無償化制度から朝鮮学校を排除。幼児教育・保育の無償化制度から外国人学校を排除。
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技能実習生/長時間・低賃金労働。暴力・不当解雇・恋愛禁止等の人権侵害事件多発。
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難民/難民認定を極端に制限。認定率は諸外国の20〜50%に比べ、日本は1%未満。
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入管/被収容者に対する暴言・暴行・劣悪な処遇が常態化。
高賛侑監督は前作「アイたちの学校」で朝鮮学校差別問題に焦点を当て、国内外で大きな反響を呼んだ。
本作品は、全ての在日外国人に対する差別政策の全貌を浮き彫りにしたドキュメンタリーで、第93回キネマ旬報ベスト・テンにおける第37回日本映画復興奨励賞を受賞した。
人権侵害に苦しむ外国人が異口同音に訴える。
「私たちは動物ではない。人間だ!」
上映期間:
4月3日(月)~9日(日)
上映作品:
『ワタシタチハニンゲンダ!』(2022年/BD/カラー/114分)
監督:高賛侑
撮影協力:黒瀬政男
音響効果:吉田一郎
整音:朴京一
編集:黒瀬政男
テーマ音楽:Akasha
ナレーション:水野晶子
映画『ワタシタチハニンゲンダ』公式サイト – 外国人学校に対する官製ヘイト、技能実習生、難民、入管の実態など外国人差別の本質にせまる高賛侑監督のドキュメンタリー映画 (ningenda.jp)
タイムテーブル:
4/3(月)~7(金)13時~ ※4(火)休館
4/8(土)&9(日)9時~
料金:1500円均一(当日券のみ)
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