残酷エフェクトの教祖
西村喜廣監督特集
西村喜廣。
1967年、東京都台東区浅草出身。
幼少時にレイ・ハリーハウゼンによる「シンドバッドシリーズ」に感銘を受け特殊造形の道を志す。
学生時代から自主映画を制作。特殊造型、特殊メイク、撮影、照明ほか、映像制作に必要な技術を独学で習得。
青山学院大学卒業後、CM制作会社に入りプロの現場を学ぶ。
1995年、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』オフシアター部門で、自主制作映画『限界人口係数』が審査員特別賞を受賞。
2004年、ゆうばり出資により全編夕張ロケの『スピーカーマン』を監督。
2008年、劇場映画初監督作品『東京残酷警察』を発表。
本作でおよそ73もの映画祭にノミネートし、内5つにおいて金賞・観客賞などを受賞。
以降、今日まで残酷効果アーティストとして多くの映像作品に参加する傍ら、自らの監督作品もコンスタントに発表。
最新劇場公開監督作は『TOKYOドラゴン飯店』(2020)。
最新作『TOKYOドラゴン飯店』の公開を記念して、西村喜廣監督の代表作を、豪華イベント付きで特集上映!!
出世作『東京残酷警察』の原点である自主作品『限界人口係数』から、海外のファンタジック映画祭を席巻し、その名を知らしめた『吸血少女対少女フランケン』、独自のゾンビ観がファンを狂喜させた『ヘルドライバー』、時代劇アクションに挑戦した意欲作『虎影』、怪優田中要次の初主演作にして、スプラッタアクションホラーの決定版『蠱毒 ミートボールマシン』そして、今夏、当館にてロードショー公開された最新作『TOKYOドラゴン飯店』が凱旋、更に短編6作品も特別上映と、盛りだくさんの内容!
更にさらに、期間中の週末は豪華キャスト・スタッフ陣をゲストにお迎えしてのトークイベントも開催!
西村喜廣監督の全てに迫る8日間、お見逃しなく!!!
※なお、イベント日に限り定員を28名とさせていただきます。
西村映像公式サイト:http://www.nishi-eizo.com/
上映作品
『吸血少女対少女フランケン』(2009年 BD カラー 85分)
監督:友松直之 西村喜廣
アクション監督:カラサワイサオ
製作:三宅容介 及川次雄
企画:伊藤秀裕
原作:内田春菊
脚本:友松直之
キャラクターデザイン・特殊造形監督・編集:西村喜廣
撮影:Shu G. 百瀬
音楽監修:Blood-Stained Fellow
出演:川村ゆきえ 斎藤工 乙黒えり 亀谷さやか ジジ・ぶぅ 西崎彩 Erina 紗代 しいなえいひ 津田寛治 清水崇
あらすじ:都立東京高校に通うイケメン高校生水島樹権は、転校生の美少女有角もなみからバレンタインチョコをもらう。しかし、その手作りチョコにはある秘密が。なんと、もなみは何百年も生き続ける吸血少女で、チョコの中には彼女の血が混ぜられていた。それを食べたばかりに吸血体質になってしまった樹権は、もなみの愛を受入れようと決意する。ところが、樹権の彼女を自認する富良野けい子が、2人が屋上でキスする現場を目撃、怒りに駆られて襲いかかるが勢い余って転落死してしまう。すると、けい子はマッドサイエンティストである父の手により、少女フランケンとして蘇るのだった・・・。
『ヘルドライバー』(2010年 BD カラー 117分)
監督・脚本・キャラクターデザイン・編集:西村喜廣
アクション監督:カラサワイサオ
製作:杉原晃史
プロデューサー:千葉善紀 山田宏幸
共同脚本:渚大地
撮影:Shu G. 百瀬
音楽:中川孝
VFXスーパーバイザー:鹿角剛司
出演:原裕美子 しいなえいひ 波岡一喜 柳憂怜 岸建太朗 久住みず希 鳥肌実 ガダルカナル・タカ 津田寛治 斎藤工
あらすじ:謎の灰によってゾンビが蔓延、それを防ぐために高い壁が築かれ南北に分断された近未来の日本。残忍な母リッカに父を殺され、自らの心臓も奪われた少女キカは、謎の組織によって埋め込まれた人工心臓で生きながらえていた。そして、襲い来るゾンビたちを日本刀型チェーンソーでなぎ倒すと、リッカへの復讐を胸に立ち上がるのだった・・・。
『虎影』(2015年 BD カラー 94分)
監督・原作・キャラクターデザイン・編集・特殊造型監督:西村喜廣
アクション監督:匠馬敏郎
製作総指揮:高橋正
プロデューサー:鈴木宏美 服巻泰三
脚本:西村喜廣 継田淳
撮影:Shu G. 百瀬
特殊造型:下畑和秀
音楽:中川孝
出演:斎藤工 芳賀優里亜 しいなえいひ 津田寛治 石川樹 鳥居みゆき 島津健太郎 三元雅芸
野菜名 水井真希 屋敷紘子 三田真央 松浦りょう 仁科貴
あらすじ:かつて最強と恐れられた忍者・虎影。6年前に忍びの世界から足を洗い、今は妻子とともに穏やかな日々を送っていた。しかし、とある財宝の在処を示す巻物を狙う忍者集団の女頭領が、息子を人質に取り、虎影に2日以内に巻物を手に入れてくるよう迫る。こうして財宝を巡る争奪戦に巻き込まれていく虎影だったが・・・。
『蠱毒 ミートボールマシン』(2017年 BD カラー 100分)
監督・キャラクターデザイン・編集:西村喜廣
アクション監督:坂口茉琴
製作:坂本敏明
プロデューサー:山口幸彦 楠智晴 山口雄大
脚本:佐藤佐吉 西村喜廣
撮影:鈴木啓造
特殊造型:下畑和秀 奥山友太
音楽:中川孝
出演:田中要次 百合沙 鳥居みゆき 川瀬陽太 村杉蝉之介 三元雅芸 しいなえいひ 斎藤工 仁科貴 矢部太郎
あらすじ:優しい性格が災いし、まったく成績が上がらない取り立て屋の野田勇次。ある日、彼の暮らす街が突然巨大なフラスコに包まれ、外の世界と遮断されてしまう。人々は次々と謎の寄生生物によって戦闘マシン“ネクロボーグ”に変貌し、壮絶な殺し合いを始める。勇次もまた、ネクロボーグへと姿を変えてしまうが、愛する女性・三田カヲルへの想いが、辛うじて彼の正気を保たせる。そして、行方不明となったカヲルを守るべく、立ち上がる勇次だったが・・・。
『TOKYOドラゴン飯店』(2020年 BD カラー 95分)
監督:西村喜廣
アクションコーディネーター:坂口拓
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介
プロデューサー:河野博明
制作プロダクション:西村映造
出演:本宮泰風 山口祥行 小沢仁志 小沢和義 八ッ橋さい子
吉田凛音 ゆうたろう
あらすじ:組の身代わりになって懲役刑を務めている辰。手の器用さから炊事係を任されていた。毎日、囚人の食事を作る辰、その作業量は過酷だ。刑期が終わり、出所した辰に兄貴分の龍が迎えに来る。抱き合う2人。
辰「兄貴、なんでスーツじゃないんですか?」
龍「結局、色々とあり、組は解散させられ、現在はテキ屋をやっている」
ショックを受ける辰だが、龍と一緒にナタデココの移動販売を始める。その資金を元に、龍と辰は中華料理店を始める。最初は閑古鳥が鳴いていた店内だったが、一人のYouTuber によって店は大繁盛する。そんなある日、向かいに新しいラーメン屋ができる。一番の敵対していた小沢組の兄弟、仁と和が経営する小沢組のラーメン屋だった。お客の引っ張り合い抗争が勃発する。ラーメンOZAWA は仁兄貴の命令で、背脂こってりの二郎系ラーメンを出しているが、和は、繊細な鶏がらスープ、深みのある醤油だれを基本とした加水率高めの麺を目指したく、ラーメンの方向性で喧嘩が絶えなかった。
和は、分厚いチャーシューよりスープに馴染む適度な厚さのチャーシューを好んだ。繁盛していたのはラーメンOZAWA だが、ある時、龍と辰の中華飯店にめちゃくちゃ美人で頭も切れる女の子・ココロがバイトとして応募してきた。形勢は逆転し、中華料理店が繁盛し始める。そうこうしているうちに、巨大勢力が中華料理店とラーメン屋を潰しにかかってくる。バイトの女の子の起点で、龍と辰、仁と和が結託し、巨大勢力に立ち向かうことになるのだが・・・。
中編
『限界人口係数』(1993年 16ミリ 56分)
短編集
『イエローロード』 8分
『abcオブデス zetumetu』 6分30秒
『ヘルシェフ』 12分30秒
『moses』 5分
『ミートボールマシン スピンオフ』(2006年版) 10分30秒
『63分後』 16分
上映期間
11月21日(土)~29日(日)
タイムテーブル
『吸血少女対少女フランケン』
11月21日(土)13時30分~【特別興行】
11月26日(木)17時~
『ヘルドライバー』
11月22日(日)13時~【特別興行】
11月27日(金)15時~
『虎影』
11月21日(土)11時~
11月27日(金)19時~
11月29日(日)12時~
『蠱毒 ミートボールマシン』
11月26日(木)19時~
11月28日(土)14時~【特別興行】
『TOKYOドラゴン飯店』
11月22日(日)&23日(月・祝)11時~
11月25日(水)19時~
11月26日(木)15時~
11月27日(金)17時~
11月28日(土)12時~
11月29日(日)14時~【特別興行】
スニークプレビュー
11月23日(月・祝)13時~【特別興行】
11月25日(土)17時~
『限界人口係数』
11月23日(月・祝)13時~【特別興行】
11月25日(土)15時~
短編集
11月22日(日)13時~【特別興行】
11月25日(土)15時~
イベント回
11月21日(土)
13時30分~トークショー ゲスト:西村喜廣監督、斎藤工さん
14時45分~休憩
15時~『吸血少女対少女フランケン』上映
16時25分~休憩
16時40分~トークショー ゲスト:西村喜廣監督、友松直之監督、八ッ橋さい子さん
17時50分~両監督サイン会・撮影会
18時30分~両監督を囲んでの懇親会(要別途会費)
20時前後散会予定
11月22日(日)
13時~ 短編集上映
13時55分~休憩
14時05分~『ヘルドライバー』上映
16時~休憩
16時15分~トークショー ゲスト:西村喜廣監督、津田寛治さん
17時50分~サイン会・撮影会
18時30分~西村監督を囲んでの懇親会(要別途会費)
20時前後散会予定
11月23日(月・祝)
13時~『限界人口係数』上映
14時~休憩
14時10分~ スニークプレビュー上映
16時~休憩
16時15分~トークショー ゲスト:西村喜廣監督、坂口拓さん、板尾創路さん
17時50分~サインお渡し会
18時30分~西村監督を囲んでの懇親会(要別途会費)
20時前後散会予定
11月28日(土)
14時~『蠱毒 ミートボールマシン』上映
15時40分~休憩
15時55分~トークショー ゲスト:西村喜廣監督、 田中要次さん
17時30分~サインお渡し会(お二人連名のサイン色紙をプレゼント)
18時頃~西村監督を囲んでの懇親会(要別途会費)
20時前後散会予定
11月29日(日)
14時~『TOKYOドラゴン飯店』上映
15時35分~休憩
15時50分~トークショー ゲスト:西村喜廣監督、吉田凛音さん、ゆうたろうさん
17時30分~西村監督サイン会
18時15分~監督を囲んでの懇親会(要別途会費)
20時前後散会予定
入場料:各1500円均一
★11月21日イベント回のみ特別料金 前売15000円 当日16000円 懇親会費4000円
11月22日イベント回のみのみ特別料金 前売6000円 当日7000円 懇親会費6000円
11月23日イベント回のみのみ特別料金 前売5000円 当日6000円 懇親会費4000円
11月28日イベント回のみのみ特別料金 前売6000円 当日7000円 懇親会費4000円
11月29日イベント回のみのみ特別料金 前売5000円 当日6000円 懇親会費4000円
※チケットは11/21を除き、10/19(月)午前10時よりオンラインチケットセンターにて発売開始。11/21のチケットのみ11/2(月)午前10時よりオンラインチケットセンターにて発売開始。一般発売に先駆け、11/1開催『ハートボイルド・フィクション』上映会内において、座席指定権付チケット先行発売あり。お一人1枚まで。
新型コロナウィルス感染症拡大予防のため、当館イベント参加予定の皆様に以下事項をお願いします。
・上記5イベント時のみ、定員を28名とさせていただきます。予めご了承下さいませ。
・
・開催前日・当日に体調のすぐれない方、熱っぽい方、咳やくしゃみが止まらない方は参加を見送って下さい。事前に不参加のご連絡を頂いた方には、ゲストのサイン入り色紙を後日お渡しさせていただきます。
・参加者には全員入館時に検温を行い、37.5度以上の方、また咳やくしゃみの酷い方の入館はお断りします。また、マスク着用を必須とさせていただきます。マスクをお持ちでない方はスタッフにご相談下さい。マスクはイベント中、常に着用いただきます。入館時にアルコール消毒液で、手や手首の入念な消毒も行っていただきます。
・上映およびトークショー中におきましては、換気を促すため、出入り口ドアを開放した状態で行います。
・お客様のゲストへの接触(握手など)は厳禁とさせていただきます。
・懇親会時も、お話をされるときは必ずマスクを着用の上お願いします。
以上、お客様にはお手数おかけしますが、円滑で安全なイベント開催のため、ご協力のほど、切ににお願い申し上げます。
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