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渡辺裕之さん特集
©ヒューマックスシネマ
©「永遠の1分。」製作委員会
俳優・渡辺裕之さんが5月に急逝されました。
享年66。
当館では市川徹監督とのコンビ諸作や、ニュープリントロングラン上映した『オン・ザ・ロード』などで幾度も来館いただきました。
スポーツや語学、音楽にも精通しており、真面目で優しいお人柄は得難いものがある俳優さんでした。
8月に初盆を迎えるにあたり、当館ゆかりの渡辺さん主演映画5本の他、今年3月に公開されたばかりの出演映画『永遠の1分。』を加えた計6作品を特集上映します。
デビュー作の荒削りの魅力から、円熟の境地に達するまで、渡辺裕之さんのキャリアを辿る2週間。
上映期間中の土日祝は、渡辺さんを偲ぶトークイベントも開催しますので、ぜひご参集下さい。
上映期間:
8月8日(月)~19日(金)
上映作品:
『オン・ザ・ロード』(1982年/35ミリ/カラー/107分)
監督:和泉聖治
脚本:那須真知子 和泉聖治 藤中秀紀
撮影:赤川修也
美術:徳田博
編集:鈴木晄
音楽:長戸大幸
助監督:中原俊弘(現:中原俊)
カースタント:スリーチェイス
出演:渡辺裕之 藤島くみ 室田日出男 秋川リサ 岡田真澄 山田辰夫
あらすじ:白バイ警官の富島哲郎は、飲酒運転の取り締まり中にスクーターをひっかける事故を起こしてしまう。富島はスクーターに乗っていたファッションモデルの比嘉礼子に謝罪に行きたいと上司に申し出るが、上司の高森は「軽傷だし、謝罪に行かれると警察の責任を認めたことになる」としてそれを押しとどめる。数ヵ月後、富島は、比嘉礼子が大怪我であり歩行障害が残ったためファッションモデルを断念せざるを得なくなっていたことを知る。比嘉礼子は、富島を激しくなじった。改めて富島が比嘉礼子のアパートに謝罪に訪れると、比嘉礼子は東京から故郷の沖縄に戻ることを決め、姉・比嘉さち子が運転する赤いスポーツカーで陸路鹿児島まで向かう旅に出た直後だった。富島は、白バイに乗ったまま、謝罪のためにその赤いスポーツカーを追跡する・・・。
『万年筆』(2011年/BD/カラー/75分)
監督・製作:市川徹
脚本:気仙沼悠希
出演:渡辺裕之 竹内晶子 京田賢
あらすじ:49歳の脚本家・三枝三郎は、いまだにパソコンが苦手で万年筆を愛用している。主婦・薫は義母の介護に疲れ、医師のすすめで2泊3日の一人旅をしていた。たまたま同じ電車に乗った2人は氷見で降り、改札口で譲り合った。当初、三郎は薫の威圧的な態度にムッとするが、なぜか彼女には心を許せそうな予感がし、共に観光することになる・・・。
『HAPPY!メディアな人々。』(2012年/BD/カラー/85分)
監督:市川徹
脚本:気仙沼悠希
出演:渡辺裕之 竹内晶子 KOTA 実川ゆか
あらすじ:福井県越前市にあるケーブルテレビ局に、東京からニュースキャスターの箕田三郎が「日本一のケーブルテレビに」と請われてやってくる。ケーブルテレビの信条は「地域をハッピーに」。かつてスクープを連発し「高視聴率男」の異名を取っていた箕田とケーブルテレビのベテランキャスター櫻井薫は方向性の違いにことごとく対立。しかし地域のため一心に番組づくりに取り組む薫の思いや地域の人々の温かさにふれ、箕田はケーブルテレビの役割や自分のキャリアを改めて見つめ直す・・・。
公式HP:http://www.t-catv.co.jp/happymedia/
『桜田門内の変!?』(2012年/BD/カラー/82分)
監督:渡辺裕之
企画・原案・製作・プロデューサー:市川徹 橘川栄作
脚本:気仙沼悠希
出演:渡辺裕之 竹内晶子 KATSUMI KOTA
あらすじ:茨城県庁に現れた映画プロデューサー黒澤三郎と彼の熱意に触発される観光物産課の女性係長鯉渕薫は、『桜田門外ノ変』の映画を市民で作ることに向けて邁進していくが、黒澤には人知れぬ悩みがあり・・・。
公式HP:http://sakuradamonnai.info/index.html
『TAKAOcan Dream〜がんばれ!サンダーバーズ!!』(2013年/BD/カラー/84分)
監督・脚本:市川徹
脚本:気仙沼悠希
出演:渡辺裕之 竹内晶子 KOTA 実川ゆか
あらすじ:メジャーリーグを自由契約になった鈴木三郎。彼は、つい最近未亡人になり夫の遺志を継いでBCリーグ・富山サンダーバーズの球団社長に就任した上森薫に拾われ、サンダーバーズの一員となる。野球だけでなく、さまざまな地域貢献活動や地域の人たちとの交流に取り組む富山サンダーバーズにとまどう三郎。大リーガーのプライドがある三郎は、富山サンダーバーズで活躍できるのか。また、富山サンダーバーズのメンバーも、将来の不安や恋の問題に悩まされている。果たして、今季の富山サンダーバーズの行方は?
『永遠の1分。』(2021年/BD/カラー/97分)
監督:曽根剛
出演:マイケル・キダ Awich 毎熊克哉 片山萌美 ライアン・ドリース 渡辺裕之
あらすじ:コメディが得意なアメリカ人の映像ディレクター・スティーブは、3.11のドキュメンタリーを作るために来日するが、被災地を訪れた際に見かけた演劇の舞台をきっかけに、コメディ映画を作ろうと考える。取材を重ねる中で被災状況を目の当たりにし、かつ週刊誌に誹謗中傷の記事が出るなど、暗雲が立ち込めてしまう・・・。
タイムテーブル:
『オン・ザ・ロード』
8月13日(土)14時~【特別興行】
8月14日(日)12時~
8月15日(月)~19日(金)17時~ ※16日(火)休館
『万年筆』
8月14日(日)14時30分~【特別興行】
8月18日(木)15時15分~
8月19日(金)19時~
『HAPPY!メディアな人々。』
8月17日(水)15時15分~
8月18日(木)19時~
『桜田門内の変!?』
8月15日(月)15時15分~
8月17日(水)19時~
『TAKAOcan Dream〜がんばれ!サンダーバーズ!!』
8月15日(月)19時~
8月19日(金)15時15分~
『永遠の1分。』
8月8日(月)、10日(水)、12日(金)17時~
8月11日(木)14時30分~【特別興行】
8月13日(土)12時~
イベント回
8月11日(木・祝)
14時30分~『永遠の1分。』上映
16時10分~休憩
16時20分~トークショー ゲスト:曽根剛監督 他予定
17時50分~サイン会・撮影会
18時10分頃終演予定
終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)
8月13日(土)
14時~『オン・ザ・ロード』上映
15時50分~休憩
16時~トークショー ゲスト:中原俊監督 萩前弘信さん(元スリーチェイス)
17時30分~サイン会・撮影会
18時頃終演予定
終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)
8月14日(日)
14時30分~『万年筆』上映
15時45分~休憩
15時55分~トークショー ゲスト:市川徹監督 竹内晶子さん
17時30分~サイン会・撮影会
17時45分頃終演予定
終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費)
料金:各1500円均一
8/11『永遠の1分。』&8/13『オン・ザ・ロード』&8/14『万年筆』のみ特別料金 前売3500円 当日4000円 懇親会費4000円
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