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欧米クラシック・シリーズ​​第32弾は、音楽をテーマにした映画を10本厳選してお届けします。

ボレロ、ルンバ、ジャズ、オペラなど多彩なジャンルを映画を通してお楽しみ下さい。

ルイ・アームストロングやビリー・ホリデイ、ベニー・グッドマン、グレン・ミラーなど音楽界の巨人たちの貴重な姿もお楽しみいただける珠玉の作品群。

例によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

上映期間 5月27日(月)~6月7日(金)

上映作品(全作品 アメリカ映画・DVD上映)

『四十二番街』42nd Street(1933年/モノクロ/89分) 

監督:ロイド・ベーコン

原作:ブラッドフォード・ロペス

脚本:ライアン・ジェームズ ジェームズ・シーモア

撮影:ソル・ポリト

出演:ビービー・ダニエルズ ジョージ・ブレント ワーナー・バクスター ウナ・マーケル ルビー・キーラー ガイ・キビー ネッド・スパークス ディック・パウエル ジンジャー・ロジャース

★ミュージカルの舞台を成功させるまでを、主人公を特定せずに、主要人物の人間模様に重点を置いて描いたバックステージ物の秀作。バズビー・バークリーの振付けのレヴュー・シーンが見事だ。アカデミー賞作品賞、録音賞でノミネートされた。また1980年にはブロードウェイ・ミュージカルとして甦り、その後も再演されている。

 上映日:5月27日(月)17時~、6月3日(月)19時~

『ゴールド・ディガース』Gold Diggers of 1933(1933年/モノクロ/97分) 

監督:マーヴィン・ルロイ

脚本:アベリー・ホップート

撮影:ソル・ポリト

音楽:レオ・F・フォーブステイン

出演:ジョーン・ブロンデル アリーン・マクマホン ルビー・キーラー ディック・パウエル ジンジャー・ロジャース ウォーレン・ウィリアム ガイ・キビー ネッド・スパークス

★大恐慌からまだ立ち上がれないショー・ビジネスの世界舞台にしたミュージカル映画。生活に困窮していたコーラス・ガールの3人の娘が新たなショーに配役される。途中で様々なエピソードを挟みながら、結局、3組のカップルが誕生してハッピーエンドとなる。振付けは絶頂期のバズビー・バークリーが担当して、万華鏡を思わせるような豪華絢爛たるセットに、無数の美女たちが舞うレビュー・シーンは圧巻。

 上映日:5月27日(月)15時~、6月7日(金)17時~

『ボレロ』Bolero (1934年/モノクロ/84分)

監督:ウェズリー・ラッグルス

原作:ケイリー・ウィルソン キューベック・グラスマン

脚本:ホレス・ジャクソン

撮影:レオ・トーヴァー

音楽:ナサニエル・フィンストン

出演:ジョージ・ラフト キャロル・ロンバード サリー・ランド フランセス・ドレイク ウィリアム・フローリイ ガートルード・マイケル レイ・ミランド グローリア・シー アン・シェリダン

★一流の踊り手になることを夢見ていた男と恋人であるダンサー仲間との栄光と悲劇的な結末。実生活でも暗黒街に出入りし、ナイトクラブで踊っていたラフトのダンスが秀逸。川口松太郎の「鶴八鶴次郎」のヒントになった作品でもある。

 上映日:5月27日(月)13時30分~、6月3日(月)15時~

『ルンバ』Rumba(1935年/モノクロ/71分)

監督:マリオン・ゲーリング

製作:ウィリアム・ルバロン

原作:ガイ・エンドア シーナ・オーウェン

脚本:ハワード・J・グリーン

撮影:テッド・テズラフ

音楽:ラルフ・レインジャー

出演:ジョージ・ラフト キャロル・ロンバード リン・オーヴァーマン マーゴ モンロー・オーズリー アイリス・エイドリアン サミュエル・S・ハインズ ヴァージニア・ハモンド アン・シェリダン

★ハバナに流れて来たダンサー、ジョーはアメリカの富豪の娘と知り合うが、彼女の恋人と衝突したため店をクビになってしまう。やがてルンバを上手に踊る娘とニューヨークに乗り込むのだが。ラフトがロンバードとコンビを組んで成功した「ボレロ」の続編とも言える作品で、今回も2人が見事なダンスを披露している。

 上映日:5月29日(水)13時30分~、6月5日(水)15時~

『踊る不夜城』Broadway Melody of 1938(1937年/モノクロ/110分)

監督:ロイ・デル・ルース

製作:ジャック・カミングス

原作:ジャック・マッゴーワン シド・シルヴァース

脚本:ジャック・マッゴーワン

撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ

音楽:ナシオ・ハーブ・ブラウン アーサー・フリード ジョージ・ストール

出演:エリノア・パウエル ソフィ・タッカー ロバート・テイラー ジュディ・ガーランド バディ・イブセン

★ダンスで身を立てて、かつて育てた競走馬を富豪から買い戻そうとする女性と演出家が恋に落ちて、舞台で成功するまでのミュージカル映画。前作の「踊るブロードウェイ」とほぼ同じスタッフで作られた。雨の中でパウエルがJ.マーフィと踊るシーンが印象的なほか、クライマックスで延々と続く彼女のタップが圧巻。当時、15才ののJ.ガーランドがクラーク・ゲーブルに恋する少女の気持を歌うシーンも見どころか。

 上映日:5月29日(水)17時~、6月3日(月)17時~

『オーケストラの妻たち』Orchestra Wives(1942年/モノクロ/97分)

監督:アーチー・L・メイヨ

製作:ウィリアム・ルバロン

脚本:カール・タンバーグ ダレル・ウェア

撮影:ルシアン・バラード

音楽:アルフレッド・ニューマン

出演:ジョージ・モンゴメリー アン・ラザフォード グレン・ミラー リン・バリ キャロル・ランディス シーザー・ロメロ ヴァージニア・ギルモア

★アメリカの片田舎で巡業中のバンドマンと結婚した若い娘が、ほかのメンバーとその妻たちとの間に様々なトラブルを抱えながらも明るく生きる姿を描く。グレン・ミラー本人が出演している数少ない作品のひとつで、彼の楽団の音楽が全編に散りばめられている。

 上映日:5月31日(金)17時~、6月6日(木)17時~

『バズビー・バークリーの集れ!仲間たち』The Gang's All Here(1943年/カラー/103分)

監督:バスビー・バークレイ

製作:ウィリアム・ルバロン

製作総指揮:ウィリアム・ゲッツ

脚本:ウォルター・ブロック

撮影:エドワード・クロンジャガー

音楽:アルフレッド・ニューマン チャールズ・ヘンダーソン

出演:アリス・フェイ ジェームズ・エリソン ユージン・パレット シーラ・ライアン カルメン・ミランダフィル・ベイカー ベニー・グッドマン シャーロット・グリーンウッド エドワード・エヴェレット・ホート

★斬新な視覚効果でミュージカル映画に革命をもたらしたバークリーが、フォックスに貸し出されて製作した作品。バナナのオブジェを背景に踊るミランダをはじめ、底抜けに明るいシーンが随所に繰り広げられる。ラストでの万華鏡的なファンタジックな映像や、グッドマンが歌う姿が見られるのも楽しい。

 上映日:5月31日(金)15時~、6月6日(木)15時~

『ニューオリンズ』New Orleans(1947年/モノクロ/90分)

監督:アーサー・ルービン

製作:ジュールス・レヴィ

脚本:エリオット・ポール ディック・アーヴィング・ハイランド ハーバート・J・バイバーマン

撮影:ルシアン・アンドリオ

音楽:ナサニエル・フィンストン

出演:ルイ・アームストロング アルトゥーロ・デ・コルドヴァ ドロシー・パトリック ビリー・ホリデイ アイリーン・リッチ ジョン・アレクサンダー リチャード・ヘイグマン マージョリー・ロード ジャック・ランバート バート・コンウェイ サミー・デイヴィス・Jr シェリー・ウィンタース

★バーボン通りで賭博場を経営するニックは、黒人ミュージシャンたちの心の拠り所であった。オペラ・シンガーと恋に落ちた彼はニューオリンズを追われるが、賭博から足を洗い黒人音楽を世間に認めさせるためにキャンペーンに乗り出すのだった。ヒロインのメイド役でホリデイが唯一の、アームストロングがそのパーソナリティを買われて7本目の映画出演。

 上映日:5月30日(木)17時~、6月5日(水)19時~

『虹の女王』Look for The Silver Lining(1949年/カラー/102分)

監督:デヴィッド・バトラー

製作:ウィリアム・ジャコビー

原作:バート・コルマー ハリー・ルビー

脚本:フィービー・エフロン ヘンリー・エフロン マリアン・スピッツァー

撮影:ペヴァレル・マーレイ

音楽:レイ・ハインドーフ

出演:ジューン・ヘイヴァー ゴードン・マクレー レイ・ボルジャー チャールズ・ラグルス

ローズマリー・デキャンプ モンテ・ブルー

★20年代のブロードウェイで一世を風靡した女優であり、歌手でもあったマリリン・ミラーの半生を描いた作品。愛する夫と死別した女が、自らも病を宣告されながらもひとりで舞台に生きようとする。主題歌をじはじめ、劇中に挿入されている数々の名曲が楽しい。レイ・ボルジャーの踊りも見所か。アカデミー賞ミュージカル映画音楽賞にノミネートされた。

 上映日:5月30日(木)15時~、6月5日(水)17時~

『歌劇王カルーソ』The Great Caruso(1951年/カラー/109分)

監督:リチャード・ソープ

製作:ジョー・パスターナク

原作:ドロシー・カルーソ

脚本:ソニア・レヴィン ウィリアム・ルドウィグ

撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ

音楽監督:ジョニー・グリーン

音楽:ピーター・ハーマン・アドラー

出演:マリオ・ランザ アン・ブライス ドロシー・カースティン エドュアルド・フランツ ジャルミラ・ノヴォトナ カール・ベントン・リード

★不世出のテノール歌手、エンリコ・カルーソの半生を、未亡人の手記を基にして描いた伝記映画。「リゴレット」を含むオペラの名曲を当時、新進オペラ歌手だったランツァが熱唱している。アカデミー賞録音賞を受賞した他、ミュージカル映画音

上映日:5月29日(水)15時~、6月7日(金)15時~

入場料:1300円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 4本連続鑑賞4500円

欧米クラシック・シリーズ㉜

音楽映画特集

 

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