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欧米クラシック・シリーズ76

ハリウッド傑作特集

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欧米クラシック・シリーズ​​第76弾は前回に引き続き、1930年代トーキー黎明期から1940年代にかけて製作された、名匠、大スターらによるハリウッド傑作特集です。

『哀愁』などで知られるマーヴィン・ルロイの初期社会派ドラマ『仮面の米国』、マルクス兄妹の爆笑篇『ルーム・サーヴィス』、スクリューボールコメディの巨匠エルンスト・ルビッチの珍しいシリアスドラマ『私の殺した男』、エドワード・ドミトリク監督が赤狩りの対象とされた問題作『十字砲火』など珠玉の6作品をセレクトしてお届けします。

によって複数本割もございますので、ぜひご利用下さい!!

上映期間:6月19日(月)~23日(金)

上映作品(全作品アメリカ映画・DVD上映)

『仮面の米国』I Am A Fugitive from A Chain Gang(1932年/モノクロ/92分)

監督:マーヴィン・ルロイ

原作:R・E・バーンズ

脚本:シェリダン・ギブニー ブラウン・ホームズ

撮影:ソル・ポリト

出演:ポール・ムニ グレンダ・ファレル ヘレン・ヴィンソン プレストン・フォスター シーラ・テリーアレン・ジェンキンス デヴィッド・ランドー バートン・チャーチル

★第一次大戦で復員した後、心ならずも些細な罪を犯して刑務所に送られた男が、鎖で繋ぎ囚人を家畜のように扱う過酷な扱いにたまりかねて脱獄する。やがて彼はジョージア州刑務所を告発した手記を発表。実話に基づく映画化で、当時、社会的に大きな反響を呼んだ。

上映日:6/19(月)&22(木)17時15分~

 

『ルーム・サーヴィス』Room Service(1938年/モノクロ/78分)

監督:ウィリアム・A・サイター

製作:パンドロ・S・バーマン

原作:ジョン・マーレイ アレン・ボレッツ

脚本:モリー・リスキンド

撮影:J・ロイ・ハント

音楽:ロイ・ウェッブ

出演:グルーチョ・マルクス ハーポ・マルクス チコ・マルクス ルシル・ボール

★借金を抱えて破産状態のブロードウェイのプロデューサー、グルーチョが演出家のチコと、彼の付き人といった役回りのハーポと共に、ホテルにたてこもりながら舞台製作費の確保に様々な策を弄する。ブロードウェイで61週のロングランを記録した同名作品の映画化。後に「芸人ホテル」として再映画化された。

上映日:6/19(月)&22(木)14

 

『沙漠の花園』The Garden of Allah(1936年/カラー/85分)

監督:リチャード・ボレスラウスキー

製作:デヴィッド・O・セルズニック

原作:ロバート・ヒッチェンス

脚本:W・P・リップスコーム リン・リッグス

撮影:W・ハワード・グリーン ハロルド・ロッソン

音楽:マックス・スタイナー

出演:マレーネ・ディートリッヒ シャルル・ボワイエ C・オーブリー・スミス ベイジル・ラスボーン ティリー・ロッシュ ジョセフ・シルドクラウト ジョン・キャラダイン アラン・マーシャル ヘンリー・ブランドン

★修道院で成長したドミニは父の死後、アルジェリアに渡る列車で知り合ったボリス結婚し、夢のようなときを過ごすが、彼には過去があり涙の別れとなる。美しい砂漠のシーンが印象的で、カラー撮影でアカデミー賞特別賞を受賞したほか、音楽賞でノミネート。

上映日:6/21(水)&23(金)15時30分~

 

『私の殺した男』Broken Lullaby(1932年/モノクロ/73分)

監督:エルンスト・ルビッチ

原作:モーリス・ロスタン

脚本:レジナルド・バークレイ

脚色:サムソン・ラファエルソン エルネスト・ヴァイダ

撮影:ヴィクター・ミルナー

出演:フィリップス・ホームズ ライオネル・バリモア ナンシー・キャロル ルイズ・カーター ルシアン・リトルフィールド

★第一次大戦の西部戦線で若きドイツ兵を刺殺したフランス軍の兵士が、終戦後、許しを請うために彼の故郷を訪ねる。フランス嫌いの両親と亡き兵士の婚約者に当初は冷たくされるが、やがて暖かく迎えられ男の心は揺らぐのだった。モーリス・ロスタンの舞台劇の映画化作品で、ルビッチ監督には異色なシリアス・ドラマの秀作。

上映日:6/21(水)&23(金)14

 

『十字砲火』Crossfire(1947年/モノクロ/86分)

監督:エドワード・ドミトリク

製作:エイドリアン・スコット

原作:リチャード・ブルックス

脚本:ジョン・パクストン

撮影:J・ロイ・ハント

音楽:ロイ・ウェッブ

出演:ロバート・ヤング ロバート・ミッチャム ロバート・ライアン グロリア・グレアム ポール・ケリー サム・レヴェン マリロ・ドワイアー

★ある夜、一般市民が撲殺されるという凶悪事件が発生した。反ユダヤ人感情を抱く復員兵を犯人にしたことから、公開当時社会的にも大いに話題になった。折りしもハリウッドの”赤狩り”旋風により監督のドミトリクは喚問され、ハリウッドから追放されたといういわくつきの作品。アカデミー賞作品賞、監督賞をはじめ5部門でノミネートされるが、受賞は叶わなかった。

上映日:6/19(月)&22(木)15時30分~

 

『春の珍事』It Happens EverySpring(1949年/モノクロ/87分)

監督:ロイド・ベーコン

製作:ウィリアム・パールバーグ

原作:シャーリー・W・スミス ヴァレンタイン・デイヴィス

脚本:ヴァレンタイン・デイヴィス

撮影:ジョー・マクドナルド

音楽:リー・ハーライン

出演:レイ・ミランド ジーン・ピータース ポール・ダグラス エド・ベグリー テッド・デ・コルシア レイ・コリンズ ジェシー・ロイス・ランディス アラン・ヘイル・Jr ジーン・エヴァンス

★害虫駆除の特効薬を研究中の講師が、思いがけず不思議な薬を発見する。実験中の液体を野球のボールに浸して投げると木製のバットをよけるのだ。大リーグの投手になることも夢見ていた彼はセントルイスに渡り連戦連勝するのだが・・・・。アカデミー賞脚本賞にノミネートされた。漫画「巨人の星」でこの作品が話題になるエピソードがあるらしい。

た。

上映日:6/21(水)&23(金)17時15分~

スニークプレビュー

上映日:6/19(月)~23(金)12~ ※20(火)休館

入場料:1300円均一(当日券のみ)

※2本連続鑑賞2400円 3本連続鑑賞3500円 4本連続鑑賞4500円

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