市川徹プロデュース
待望の2大新作!
「死神 ドクター・テケレツ」
「線分上の動く点P」
昨年、『SWANEE 野毛探偵事務所』で監督業を退いた市川徹プロデューサーが製作した最新作『死神 ドクター・テケレツ』と『線分上の点P』が早くも完成!
3/5&6にスタッフ・キャストが結集してのトークイベント付き特別興行を皮切りに、シネマノヴェチェントでの1か月上映が決定しました。
『死神 ドクター・テケレツ』は、2021年7月に公開された『SWANEE 野毛探偵事務所』で映画監督引退を宣言された市川徹がエグゼクティブプロデューサーを務め、プロデューサーにはタップダンサーのHAMACHIも参加。
HAMACHIは本作の振付も務めた。
古典落語の名作『死神』とタップダンスというテーマをまとめる監督に抜擢されたのは、横浜国大大学院都市イノベーション学府在学中の小山祥平。 歳の差50歳。
半世紀のギャップを乗り越え、映画制作に挑んだ異色のチームで送るドタバタメルヘンコメディ。
初日3月5日はスペシャルイベントとして開催、主要スタッフ&キャストをゲストにお迎えしてのトークショーも行います。
もう一本『線分上の動く点P』。
この作品は、61歳にして初めて自身による作品作りに挑む竹内らしい大胆な企みが要所に見られる。
まずは脚本。
執筆経験のない大学の後輩佐藤綾乃を口説き落とした。
女探偵たちの物語という当初の企画から二転三転し、結果佐藤自身の経験談を生かし、写真屋を継いだヒロインとその写真屋に出入りする女たちの賑やかな会話劇が誕生した。
役者の顔ぶれもユニークだ。
竹内が信頼を寄せる皆本真帆、ナオミ・グレース、柴﨑美穂、中西美帆、吉田理恵、小林千里ら、女性らしい包容力、人間味溢れる女優たちがドラマを彩る。
ピン芸人川勝折れ木がヒロインのパートナー役として安定感のある芝居を披露。
市川組ではすっかり常連となったHAMACHIも得体の知れないキャラクターを好演。
演技者としての幅を広げている。
そして何より、キャラの濃い女性陣に翻弄されながらも独自の世界観を見失わない今どきの若者を飄々と演じたのは、ど新人の三輪滉司。
竹内が別作品の撮影現場に制作として参加した三輪に惚れ込み、知り合って2ヶ月でこの役に大抜擢。
最後に、撮影の曽根剛。
「カメラを止めるな!」の撮影監督として一躍脚光を浴びた曽根だが、市川監督作品であり竹内自身の初主演作「万年筆」(富山県2011年)や「Happyメディアな人々」(福井県2012年)のカメラマンとして周知の関係で、竹内が曽根の協力を熱望し撮影監督として招いた。
途中、舞台劇のような10分ほどのシーンをワンカットで成立させることができたのは曽根ならではの職人技。
ともあれ本作は、音楽、映画のプロデューサーを経た後90本もの監督作品を生み出してきた"日本のロジャーコーマン"との異名を持つ市川徹と、経験や年齢、舞台・映像などジャンルも問わず、数多くの俳優たちのコーチとしての経験を重ねてきた竹内とが、ガッツリとタッグを組んで完成した、という経緯を考えれば、これは稀有な作品であることは間違いない。
こちらも初日3月6日はスペシャルイベントとして開催。
竹内監督他、主要スタッフ、キャストに撮影舞台裏をたっぷりお話しいただきます。
両日共、終演後にはゲストを囲んでの懇親会(要別途会費)も行いますので、こちらも奮ってご参加下さい!!
『
上映作品:
『死神 ドクター・テケレツ』(2022/ カラー/BD/84分)
監督:小山祥平
製作:市川徹
プロデューサー:市川徹 神津麗子 竹内晶子 鈴木義守 HAMACHI
脚本:小山祥平 竹内晶子
撮影:根岸憲一
出演:山崎瑠奈 阿部晃介 岩橋道子 土平ドンペイ HAMACHI 三遊亭好志朗
あらすじ:古典落語の名作『死神』がベースになった死神と少女の珍道中。 本来死神が掲げる、死にゆく人々を最期まで見守るという使命に逆らう死神・ゴトー。瀕死の状態の人間を復活させる呪文を、お金に困り、自殺を試みた人間・米津めぐみに教える。しかし、ある時めぐみは、呪文の決まりごとを破って布団をひっくり返す。そのせいで、寿命が入れ替わり死んでしまう。ゴトーは、めぐみの娘のさくらに声を掛けられ、仕方なく人間のフリをする。かつて、めぐみの呪文で仕事を邪魔された元殺し屋の⻯崎海。また、死神たちも死神界の掟を破るゴトーを捜索し始める。タップダンスグループのいざこざにも巻き込まれて・・・ どうなる、ゴトーとさくら!?
『線分上の動く点P』(2022/カラー/BD/98分)
監督:竹内晶子
製作:市川徹
プロデューサー:市川徹 喜多知子 小澤幹人
原案・脚本:佐藤綾乃
撮影:曽根剛
主題歌:ナオミ・グレース
出演:皆本麻帆 竹内晶子 柴﨑美穂 ナオミ・グレース 中西美帆
あらすじ(のようなもの):アンジェラ、ブリトニー、キャンディ、デミ……恋愛も仕事も、人生の恥ずかしいことをそれなりに乗り越えてきたはずの4人の女が、乙女のような気持ちで待っているのはそれぞれのP。 「何なんだ、線分上の動く点P って。めんどくさっ」 と思った人は、想像してください。 あなたがAだとして、BやCやDがいたとして、それを線で結んだらどんな図形になるのかってことを。人間関係の図形はどんどん変わっていく、とてもめんどくさいものだから、どうしたら一番バランスの良い形で止まっていられるのでしょう。 この映画は、そんな答えのわからない問題に、時に真剣に挑んでみたりする女達の、逞しくてダサくていじらしいお話です。正解は求めていません。だって言いたいこと言わずに死ねないじゃない?(by竹内監督)
上映期間:
3月5日(土)~9月30日(金) ※それぞれ休映日あり
タイムテーブル:
『死神 ドクター・テケレツ』
上映スケジュール欄をご覧下さい
『線分上の動く点P』
上映スケジュール欄をご覧下さい
料金:
各1500円均一
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